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【ワシントン竹川正記】ベネマン米農務長官は6日、BSE(牛海綿状脳症)対策をめぐる対立で交渉が暗礁に乗り上げている米国産牛肉の対日輸出再開問題について、日本が米提案の国際獣疫事務局(OIE)での協議案を受け入れるように改めて求めると同時に、事態打開のために必要なら、新たな解決策を探る方針を明らかにした。ワシントンでの講演後、記者団に語った。
さらに同長官は、対日輸出の早期再開に向けては「あらゆるルートを使って日本政府に働きかける」と強調。11日から訪日するチェイニー米副大統領が日本側と、この問題を話し合う可能性も示唆した。
同長官は米側のOIE協議案を「科学的根拠に基づいた中立的な仲裁を求める非常に合理的な案で、日本が拒否したことは極めて遺憾」と、全頭検査にこだわる日本の姿勢を改めて批判。その一方で「OIEでの協議案以外にも事態打開の手立てがあるのか、日本側と協議を続けている」と述べた。
対日輸出再開の前提になる米国のBSE対策をめぐっては、米側が3月末に、OIEでの協議を通じて国際的な専門家の仲裁をあおぐことを提案。これに対し、日本側は「全頭検査に否定的なOIEで協議しても意味はない」と即座に拒否し、打開のメドが立っていない。
毎日新聞 2004年4月7日 13時22分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040407k0000e030052000c.html