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【ワシントン竹川正記】ベネマン米農務長官とゼーリック米通商代表部(USTR)代表は1日、日本の米国産牛肉の禁輸解除に向けた対策を国際機関の場で協議するよう求めた米提案を日本が“門前払い”にしたことに強い不快感を表明する共同声明を発表した。声明で米側は、BSE(牛海綿状脳症)問題を専門家の集まりの国際獣疫事務局(OIE)で協議するように日本に提案したことを確認。そのうえで、石原葵農水事務次官が「全頭検査を前提にしないOIEで話し合っても意味がない」とはねつけたことに触れ、「日本が建設的な対話に応じず、報道機関を使って米提案に(拒否の)反応を示したことには失望させられた」と怒りをあらわにした。
同声明に合わせて、ベネマン長官は亀井善之農相に対して送った書簡の全文を公表する異例措置にまで踏み切り、「米国は国際的な専門家による判断を仰ごうとしているのに、日本はなぜ応じないのか理由が分からない」と、全頭検査にこだわる日本の姿勢を厳しく批判。「日本はOIEでの協議に応じ、世界貿易機関(WTO)加盟国としての国際的な約束に矛盾しない行動を取るべきだ」と指摘し、通商問題も絡めて日本に協議に応じるよう再考を迫った。
[毎日新聞4月2日] ( 2004-04-02-11:31 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040402k0000e020047001c.html