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笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6178 より転載
サイトhttp://msnbc.msn.com/id/4586728/ によれば
主要各国の2003年のBSE検査状況は、
検査数 と畜数 これまでのBSE牛総発見数
オーストラリア 464 9,229,000 0
カナダ 5,500 3,700,000 2
フランス 2,900,464 5,800,000 891
ドイツ 2,588,643 4,272,156 305
イギリス 394,685 2,300,000 183,803
アイルランド 700,344 1,800,000 1,377
イタリア 787,540 4,300,000 117
日本 全部 1,160,000 11
ニュージーランド 2,937 2,177,340 0
スイス 179,455 700,000 453
アメリカ 20,453 36,853,000 1
このうち、ニュージーランドの数字は2002年の数字で、BSE牛発見総数は、初回発見時から、2004年3月発生分までの累積数である。
このように見てくると、この中での今までのところのBSE清浄国は、オーストラリアとニュージーランドであるが、その検査数は、わずか3,301に過ぎない。
清浄国と非清浄国との安全性の差は、紙一重であるにすぎないことがわかる。
今回、たとえ、日本政府が、民間業者の全頭自主検査による非清浄国アメリカからの牛肉輸入に踏み切るとしても、清浄国といわれるオーストラリア・ニュージーランドの検査状況が、このような状態で、清浄国といえるのか、そのような検査状況で、これらの国からの輸入を続けていいものかどうなのか、アメリカ同様のスキームの適用−これらの清浄国からの輸入についても、民間主導全頭自主検査での輸入が必要になってくるのではなかろうか、ということを、日本政府は、これから、問われていくのではなかろうか。