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か細い神話に支えられているBSE清浄国の検査状況
http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/164.html
投稿者 転載バガ゛ン 日時 2004 年 3 月 28 日 13:34:00:6idrwjJQKFfMM
 

笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6178 より転載

サイトhttp://msnbc.msn.com/id/4586728/ によれば

主要各国の2003年のBSE検査状況は、

        検査数  と畜数  これまでのBSE牛総発見数
オーストラリア   464  9,229,000          0
カナダ      5,500  3,700,000          2
フランス   2,900,464  5,800,000         891
ドイツ    2,588,643  4,272,156         305
イギリス    394,685  2,300,000       183,803
アイルランド  700,344  1,800,000        1,377
イタリア    787,540  4,300,000         117
日本        全部  1,160,000         11
ニュージーランド 2,937   2,177,340         0
スイス     179,455    700,000        453
アメリカ     20,453  36,853,000         1

このうち、ニュージーランドの数字は2002年の数字で、BSE牛発見総数は、初回発見時から、2004年3月発生分までの累積数である。

このように見てくると、この中での今までのところのBSE清浄国は、オーストラリアとニュージーランドであるが、その検査数は、わずか3,301に過ぎない。

清浄国と非清浄国との安全性の差は、紙一重であるにすぎないことがわかる。

今回、たとえ、日本政府が、民間業者の全頭自主検査による非清浄国アメリカからの牛肉輸入に踏み切るとしても、清浄国といわれるオーストラリア・ニュージーランドの検査状況が、このような状態で、清浄国といえるのか、そのような検査状況で、これらの国からの輸入を続けていいものかどうなのか、アメリカ同様のスキームの適用−これらの清浄国からの輸入についても、民間主導全頭自主検査での輸入が必要になってくるのではなかろうか、ということを、日本政府は、これから、問われていくのではなかろうか。

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