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笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6158 より転載
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/hot/bse/news/mar2404bse.html によれば、
2月4日にアメリカ農務省が調査を委託していた国際専門家委員会(A subcommittee of the US Secretary of Agriculture's Foreign Animal and Poultry Disease Advisory Committee)が出した報告書の内容(http://www.upi.com/view.cfm?StoryID=20040204-040548-5846r 参照)について、昨日、3月24日、アメリカ農務省は、否定的な見解を示した。
その内容とは、「今回ワシントン州で見つかった感染牛だけでなく、これまでにもカナダや欧州から感染牛が輸入されながら、発見されなかった可能性がある。」と、指摘した部分である。
すなわち、USDAは、2月4日に出した国債専門委員会の結論に対して、「昨年秋にUSDAが行った分析結果や、ハーバード大学などが行った分析結果なども勘案して、今後、アメリカにBSEが発生する確率は、たとえあったとしても、それは、きわめて低い発生率である。
さらにいえば、人間の食供給への危険性を、とるに足らないレベルにまで引き下げうるミチゲーション戦略が、効果を発揮することもあって、動物の飼料による増幅効果は、ほとんどないとみるべきである。
もし、このような増幅効果が見られたとしても、それが、たとえアメリカの牛であったとしても、そのような牛は、臨床学的に顕著なBSEの症状を見せているであろうし、現状では、BSEとは判断されなくとも、病気の牛として、報告されているであろう。」との見解を示したものである。