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■モンサントがニュージーランドで遺伝子操作小麦を食品に使う申請をする
モンサントが GE小麦をニュージーランドの食物に許可される様に申請している。モンサントは、遺伝子設計された小麦がニュージーランド食物チェインに導入されるように「食物基準オーストラリア・ニュージーランド」(FSANZ)に申請した。同様な申請がカナダと合衆国に出されているけれども、GE小麦は世界のどこでも人の消費としては承認されていない。モンサントの「ラウンドアップレディ」小麦は、ラウンドアップレディというモンサント自身のブランドの除草剤に抵抗するように遺伝子操作されている。主な懸念は、環境へのインパクト、および、従来の小麦種からGEを分離する困難さに関している。大豆のような他の除草剤に抵抗力がある作物は、除草剤使用の増加と非遺伝子操作作物の汚染をもたらしてきている。
このGE小麦の申請は、GE小麦をカナダと米国に植えるモンサントの政策推進の一部である。これらの国でのラウンドアップレディ小麦への広範囲に及んだ反対により、最低でも2005年まで、モンサントの商業用栽培計画が延期されている。カナダ小麦局は世界の中で最大の小麦・大麦の取引機関であり、同局の国際的な買手の82%が、GE小麦を望まないと主張している。小麦は主食としてニュージーランドの食卓に特別な意義を持っている。小麦は、パン、シリアル、パスタのような食品に入っているだけでなく、つなぎ成分として、広い範囲の加工食品にはいっている。FSANZでさえも、GE小麦の使用は消費者の選択に逆らうものであると、言っている。FSANZの文書によると、GE小麦承認の考えられるインパクトは、「商品選択の潜在的な制限によって、GM食物を避けることを望んでいる消費者への負担、あるいは、非GE食品の値上がりを招くだろう。」
不幸な事には、FSANZがGE食物の危険を査定する方法は、基本的にそれらが安全であると、反対の証明が無い限り、想定していることである。これは「用心第一アプローチ」の正に反対である!FSANZは、バイオ企業自身から提供されている情報をあまりに重く信頼している。消費者からの広範囲に及んだ反対にもかかわらず、FSANZはすでに、21もの GE作物を人の消費に承認していて、さらに5件の査定が待っている。しかし、これらの食物の多くは市場にさえ出されているものはなく、多くの食品会社は大衆の反対があるためGE食物を使っていない。
参考資料
Monsanto apply to have GE wheat allowed in NZ food
Wednesday, 17 March 2004, 4:26 pm
Scoop Media
Press Release: Greenpeace New Zealand
Information on how to make a submissions is available on:
http://www.greenpeace.org.nz/campaigns/ge/wheat_subs.asp
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