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米国のBSE(牛海綿状脳症)発生で米国産牛肉の禁輸が続いている問題で、訪日中の米上院財政委員会・民主党筆頭委員のボーカス議員が15日、東京都内で亀井善之農相、中川昭一経済産業相と個別に会談した。一連の会談で日本側は、食肉処理される牛の全頭検査や、脳やせき髄など危険部位の除去徹底を改めて求めたが、同議員は「消費者の感情や文化的な根拠はわかるが、科学的でない」と否定的な見解を示し、平行線が続いた。
会談で亀井農相は「日本ではBSE発生後、全頭検査や危険部位の除去で消費者の信頼を回復してきた」と述べ、米国にも同等の対応を要求した。しかし、ボーカス氏は「日米双方が追加的な努力をして早期解決を目指すべきだ」と指摘し、米側も一定の追加対策を講じる余地があることは示唆したが、全頭検査については「科学に基づき、国際基準にも沿った解決が必要だ」と述べ、必要性を認めなかった。
【上田宏明】
[毎日新聞3月15日] ( 2004-03-15-20:12 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040316k0000m020053000c.html