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http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/295544
英国政府は3月5日、モンサント社が英国に輸出申請している遺伝子組み換えトウモロコシの安全性について評価し、安全性について何ら問題はないと結論を出したことを欧州委員会に報告した。モンサント社から輸出申請があったのは、飼料などへの加工用遺伝子組み換えトウモロコシ複数種。
欧州連合(EU)では、遺伝子組み換え穀物を域内で栽培したり、域内に輸入する際には、全加盟国の承認が必要と規定されている。輸入については、輸入申請を受けた国の政府による製品評価が義務付けられている。同国政府は評価結果を欧州委員会に提出し、その後60日間に、他の加盟国が評価結果を検証する。
モンサント社の遺伝子組み換えトウモロコシは、現在、英国政府の評価結果を他の加盟国が検証中。他の加盟国のコメントを受け、輸入の可否を決定する。今回の輸出申請が承認されたとしても、この遺伝子組み換えトウモロコシのEU域内での栽培や、食用の加工には別途承認が必要となる。
英国政府は、輸出申請が承認された場合は、さらにトレーサビリティ(生産・加工・流通履歴の追跡可能性)の確立や表示の義務付けなど、遺伝子組み換えトウモロコシを使った製品が市場に投入された後も監視を可能にするための規定を設けるとしている。(日経エコロジー)
■関連情報
・英国環境・食料・地方省のWebサイト
http://www.defra.gov.uk/news/latest/2004/gm-050304.htm