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【ワシントン和田浩明】米食品医薬品局(FDA)のクロフォード長官代行は11日、米下院歳出委員会の農務小委員会で証言した。この中で、BSE(牛海綿状脳症)再発防止策として、ほ乳動物の血液を牛の飼料に使うことを禁止する規則を公表するまでに最長約2カ月かかるとの見通しを示した。同規則はFDAが1月末、導入の方針を表明していた。新規則の公表までは現行規則の適用が続き、血液の使用が可能になる。
ロイター通信によると、クロフォード氏は「飼料への血液使用にはリスクがあり、継続はよい考えとは言えない」と明言。飼料業者などは「我々の主張を受け入れており、使用中止に向かっている」と述べた。
97年に現在の規則が導入された際、「血液経由の感染も否定できず使用を禁止すべきだ」との指摘があったが、FDAは「血液が感染経路だとするデータはない」と主張、BSEの感染源とされる肉骨粉などの使用禁止にとどめた。
昨年12月に米国で初めてのBSE感染牛が発見されたことを受け、FDAは今年1月26日になって血液の使用禁止などの新たな安全対策を導入すると発表していた。
[毎日新聞3月12日] ( 2004-03-12-10:42 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040312k0000e020020000c.html