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02/19 22:29 原研の原子炉が自動停止 茨城県大洗町、影響なし
十九日午後五時半ごろ、茨城県大洗町の日本原子力研究所(原研
)大洗研究所で、高温工学試験研究炉(HTTR、熱出力三万キロ
ワット)の原子炉が出力上昇中に自動停止した。従業員や周辺の環
境に影響はなかった。
原研によると、HTTRは十四日から運転を開始し、十六対の制
御棒計三十二本を炉心から徐々に引き抜き、出力を九千キロワット
まで上げていた。制御棒の抜き方はそろっていなければならないが
、制御棒の位置に、ばらつきが生じたことを知らせる異常信号が出
たため、自動停止したという。
原研は十八日、HTTRの制御棒の一部を炉心に差して性能を調
べた際、ばらつきを示す信号が出たが、解除しなかった。この信号
は低出力状態では作動せず、十九日、制御棒が炉心に差さっている
という信号が残されたまま制御棒を抜き始めたため、信号はばらつ
きが生じたと誤って検知、出力が九千キロワットになった段階で作
動したという。原研は十八日、HTTRの制御棒の一部を炉心に差
して性能を調べる試験をした際、ばらつきを示す信号が出たが、解
除しなかった。十九日、「制御棒が炉心に差さっている」という信
号が残されたまま制御棒を抜き始めたため、ばらつきが生じたと誤
って認識されたという。
HTTRは、原子炉から熱を取り出す冷却材にヘリウムガス、中
性子の減速材に黒鉛を使っている。
20050219 2352
[2005-02-19-22:29]
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