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[AML 0027] 津波によるインドの原発被害
http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-January/000023.html
(AML2005年1月 保存書庫 日付 http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-January/date.html#start)
小川みさ子♪草の根 ogawa-m at oregano.ocn.ne.jp
2005年 1月 4日 (火) 11:47:17 JST
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インドの原発被害が気になっていました!
明けましておめでとうございます♪ 今年は更に大変な年になりそうですね。
脱原発に向けて、そして憲法九条を世界に発信して何とか踏ん張りましょう。
広島の大庭里美さんからのメールを転送します。(転送歓迎!)by小川みさ子
津波によるインドの原発被害
12月30日になってようやくインドの二人の友人と連絡が取れ始めました。一
人はチェンナイのシュリ・ラーマン、もうひとりはやはりタミルナドゥのずっと
南端でクーダンクラム原発に反対しているウダヤクマールです。ふたりとも優れ
たジャーナリストであり、平和・反核活動家です。
ウダヤクマールは、自分も自分の家族も無事だが多くの知人友人、親戚を失っ
て悲しんでいる。妻とともに孤児の施設を作る道を模索していると語っていま
す。その日、海岸では休暇を楽しむ人たちや、宗教的な沐浴をする人たち、ある
いは食事のために海岸で魚を採っていた人たちが、あっという間に津波に飲み込
まれました。
5日たっても人間や動物の死体が海岸で野ざらしになって伝染病の危険がある
こと、政府は核兵器や宇宙開発のようなハイテクに力を入れていても、国際津波
警報ネットワークにさえ入っていなかったとウダヤクマールは憤りを伝えていま
す。これについては、希望の種子52号で詳しくお伝えしていくつもりなので、ぜ
ひ読んでください。
シュリ・ラーマンの記事は、以下で読むことができます。
http://www.truthout.org/docs_05/printer_010305W.shtml
インド原発の津波被害について二人の情報を簡単にまとめてみます。
インドには、13基の稼動中原子炉と再処理工場など多数の核施設があります。
今回の被害地域には、チェンナイの南東76kmのところに、カルパッカム核コンビ
ナートがあります。このコンビナートの面積は約50平方キロメートルで、加圧水
型重水炉2基、実験炉1基、再処理工場、および建設中の高速増殖炉原型炉があ
ります。
2基の重水炉のうち一基はメンテナンスのため停止中であったと言われ、他の
一基は津波襲来後停止したとのことです。津波は施設を直撃し、高速増殖炉の建
設作業にあたっていた労働者数名が死亡。近くの職員事務所では津波のため科学
者10名あまりを含む65人が死亡したと言われます。
シュリ・ラーマンによると、原発の被害については、情報が閉ざされており、
政府当局は放射能漏れなどの心配はないといいはっているそうですが、それでも
公式報告で周辺の漁村や原発関係労働者が住むカルパッカムの地域が大きな被害
を受けたことは認めているそうです。放射能はカメラで捕らえられないので、実
際放射能漏れがあったかどうかもわかりません。
カルパッカム周辺ではこれまでも20年にわたってこれほどではないにせよ、危
険を警告する声が上がっていました。もしかすると長期にわたるゆっくりとした
ヒロシマ・ナガサキとなる恐れがあります。
再処理工場と廃棄物保管所については、まったくどんな状況かわかりません。
何10人もの科学者と技術者が亡くなりました。実験炉の設計技師は、日曜日教会
のミサをあげているときに津波にさらわれました。そのほかの人たちも怪物のよ
うな波が町を襲って500戸の家を破壊したとき、一緒に波にさらわれていきまし
た。核施設の中に残っていた人もいますが、どうなったのかわかりません。
高速増殖炉のサイトは海面からわずか3〜5.6メートルです。そこに12メート
ルの高さの波が襲ってきたのです。高速増殖炉反対派は、海岸の保護に関する法
をたてにこの建設を止めようとしたのですが、政府はこれを例外としました。カ
ルパッカムはインドの海岸環境を危険にさらす多くの核施設のひとつにすぎません。
伝説によると、イングランドとデンマークの王クヌートは、波を止めることは
できなかったといわれます。インドの支配者は少なくとも津波が核の大惨事をひ
き起こすのを止めることは可能だとシュリ・ラーマンはしめくくっています。
(まとめ 大庭里美 2005年1月3日)
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