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東海第2原発:
提訴から31年、住民側敗訴
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041103k0000m040103000c.html
茨城県東海村にある日本原子力発電の東海第2発電所を巡り、周辺住民10人が国に原子炉設置許可の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(上田豊三裁判長)は2日、住民側の上告を棄却する決定を出した。提訴から約31年を経て、住民側敗訴の1、2審判決が確定した。
住民側は「2審の不十分な審理により、憲法で定めた幸福追求権や生存権が侵害された」などと主張した。しかし小法廷は「実質的には事実認定の誤りを主張しているだけで、適法な上告理由に当たらない」と退けた。
住民側は73年10月、「国の安全審査は不十分で違法。施設の欠陥により重大な事故が発生する危険がある」として提訴した。しかし、水戸地裁(85年6月)、東京高裁(01年7月)はともに「安全審査に不合理な点はない」と退けた。【小林直】
▽住民側の矢田部理弁護士の話 脱原発という世界的潮流はもちろん、JCOの事故で安全神話が崩壊したなか、まったく審理せず上告を退けたのは非常に遺憾。司法の在り方に疑問が残る。
中川昭一・経済産業相の話 国の主張を認めた妥当な決定だ。
毎日新聞 2004年11月2日 21時19分