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◇県「とんでもないこと」
東京電力福島第1原発の施設に使われたコンクリート用骨材(砂利、砂)でも、試験データに改ざんがあった。東電が22日発表した調査結果では、広野町の「東洋機工」が95年5月〜00年4月に3施設の建設で納入した骨材のデータを偽造していた。すでに中部電力浜岡原発4号機(静岡県)でも発覚しているねつ造だが、重大事故につながる原発施設の問題だけに、県内関係者にも衝撃が走った。
東電は、原子炉建屋やタービン建屋の骨材のデータが改ざんされたと今年8月に一部で報道されたことについて「主要施設の建設は、86年に骨材の試験をするようになる以前で、改ざんはあり得ない」と否定した。
しかし、この調査の過程で、東洋機工が試験データを改ざんし、アルカリ骨材反応を起こして膨張・ひび割れする可能性があるのに「無害」とする書類を試験機関に送っていたことが分かった。当時の同社関係者はすでに死亡するなどしており、直接の確認はできないという。
改ざんが明らかになった骨材を使用したのは、第1原発の低レベル放射性廃棄物を搬出する通路など。また書類が残っていない86年〜95年5月に建設された第1、第2原発の7施設についても改ざんの可能性があるとみている。ただ、東電はいずれもアルカリ総量による判定で、安全に問題はないとしている。
県原子力安全グループの小松信之参事は「驚いている。とんでもないことだ。原子力安全・保安院にはしっかり健全性を確認してほしい」と話した。【上田泰嗣】
10月23日朝刊 (毎日新聞) - 10月23日16時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041023-00000021-mailo-l07
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/nuclear_fuel/