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福島第一原発5号機を停止 配管の厚さ基準以下の可能性
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http://www.asahi.com/national/update/1012/021.html?ref=rss
東京電力は12日、福島第一原発5号機(福島県双葉町)の運転を中止し、配管の一部の交換作業に入った。東電は、関西電力美浜原発で起きた蒸気噴出事故のような恐れはないとみているが、配管の厚さが国の基準を満たしていない可能性があるため県から交換を求められていた。5号機の運転停止は約1週間続く見込み。
交換するのは、原子炉へ送る水を温める給水加熱器の配管の一部。国の基準では3.8ミリの厚さが必要で前回定期検査(昨年2〜9月)では4.3ミリあった。しかし、1年で0.6ミリ薄くなるとされ、現時点では基準を下回っている可能性があると県に指摘されていた。
東電は、使用条件を考えると0.3ミリの厚さがあれば問題ないと説明してきた。この日、県庁を訪ねた東電の武黒一郎常務は「技術的に問題はないが、県民の安心を考えた」と語った。
(10/12 21:48)