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原子力発電所の使用済み核燃料を再処理すると、地中に埋めて処分した場合より最大で約1・8倍の費用がかかることが4日、わかった。
使用済み核燃料の処分方法について議論している国の原子力委員会が試算した。7日の新長期計画策定会議に試算結果を報告し、今後の原子力政策の方向性について議論する。
試算によると、使用済み核燃料をすべて再処理した場合の費用は、1キロ・ワット時あたり1・6円。再処理せずに処分した場合の0・9円に比べ、約1・8倍となった。再処理をしない場合、処分費用とは別に、近く稼働予定の青森県六ヶ所村の再処理工場を廃止するための費用が必要になる。さらに、使用済み核燃料の保管場所不足に陥るため、2016年までに全原発が運転停止に追い込まれる恐れがある。この場合、火力発電などで電力を補わなければならず、これらをすべて加算すると、再処理した場合の方が安くなるという。
同委員会事務局は、「再処理した方が費用がかかるのは当たり前。それを踏まえたうえで、これからの日本のエネルギー政策をどうするのか、慎重に検討したい」としている。
(2004/10/5/00:13 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041004it14.htm