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関西電力は29日、福井県にある大飯原発1号機で今年6月、不適切な管理で肉厚が薄くなっていた2次系配管部位に、勝手に肉盛り溶接による補修を実施していたと明らかにした。美浜原発事故に関する同県の調査委員会で報告した。関電は、この個所に減肉があったことは同事故後に明らかにしていたが、補修については実施時に国にも報告しておらず公表していなかった。
経済産業省原子力安全・保安院の原子力発電検査課は「補修としてはあり得ない方法だ」としており、配管交換は必至とみられる。
関電によると、大飯原発1号機は、今年6月の定期検査時に、当初の厚さが11ミリだった低圧第4給水ヒータードレン管の肉厚が4ミリ程度まですり減っているのが確認された。国の技術基準で必要とされている3.8ミリを翌年の定検までには下回るほどだったが、独自に基準を0.3ミリと解釈して「交換時期はまだ先」と判断。ただ、用心のために、配管の外側を肉盛り溶接して、減肉個所の厚みを1.3〜3.6ミリ増していた。
肉盛り溶接による手法については、東京電力の原発トラブル隠しを巡る国の審議会でも議論されたが、技術的に妥当かどうかの結論は持ち越されていた。
(09/29 13:29)
http://www.asahi.com/national/update/0929/016.html