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国内の全原発、運転停止の恐れ…核燃再処理しないと
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040925-00000203-yom-soci
原子力発電所の使用済み核燃料を再処理しない場合、保管場所不足により2016年度までに国内の全原発が運転停止に追い込まれることが24日、わかった。
国の原子力委員会事務局が、核燃料サイクル政策の是非を審議中の「長期計画策定会議」に報告した。
現在、国内の原発は10電力16発電所の52基。使用済み核燃料は各発電所の貯蔵プールに保管し、一部は近く稼働予定の再処理工場(青森県六ヶ所村)に運び込まれている。
しかし、仮に国が今年、これまでの核燃料サイクル政策を見直し、再処理を断念した場合、使用済み燃料をいったん六ヶ所村から各発電所に戻さなければならない。原発の運転を続ける限り、使用済み燃料は増加するため、いずれ保管場所が満杯になり、原発の運転を止めざるを得ない。
報告によると、東京電力の福島第2(福島県)と関西電力の高浜(福井県)の両原発は、六ヶ所村から燃料を戻した段階でもう満杯。続いて中部電力の浜岡(静岡県)と北海道電力の泊(北海道)の両原発がそれぞれ06、08年度に停止する。最も余裕のある北陸電力の志賀原発(石川県)も、16年度には満杯になってしまう。
同委員会事務局は「再処理をやめると原発が止まり、火力発電所を追加運転するなどの対策が必要になる」と分析している。
(読売新聞) - 9月25日12時52分更新