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十一人が死傷した関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の蒸気漏れ事故で、同原発の検査担当者がコスト削減をめぐって「上から締め付けがあった」と話していることが五日、分かった。敦賀署捜査本部は原発の維持管理費圧縮が事故の背景にあるとみて、調べを進めている。
関電は当初、原発を建設した三菱重工業(東京)に検査を委託していたが、平成八年に今回破損を起こした二次冷却水系配管の点検を子会社の日本アームに変更した。
関係者によると、原発の点検担当者が点検業務をめぐり、「上に報告しても『だめだ』と言われることがあった」と話していた。委託費は三菱重工業が高く、日本アームに変えることでコスト削減につなげていた。
関係者は「コスト削減をした方が社内の評価が高く、無理をしがち」と指摘している。
また、捜査本部は五日、業務上過失致死傷容疑で前日に続き美浜3号機施設内の原発事務所を家宅捜索。同施設での捜索を終了した。捜査本部は今後、関電若狭支社の捜索にも着手する方針。
一方、新たに基準を下回る配管の減肉が分かり、配管の取り換え作業のため運転停止作業に入っていた関電美浜原発1号機は五日、運転を停止した。
(産経新聞) - 9月6日2時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040906-00000016-san-soci
業務上過失の影にコスト削減あり・・・。