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http://www.janjan.jp/area/0408/0408158049/1.php
内部告発!福島原発の納入骨材でも虚偽報告
2004/08/17
東京電力の福島第1原子力発電所と第2原原子力発電所の建設に使ったコンクリート骨材(砂利、砂)を納入した会社の元従業員(45歳)が13日、骨材のアルカリ骨材反応性試験結果を偽造し「無害」との虚偽の報告をしたと、経済産業省の原子力安全・保安院に対して「原子力施設の安全情報に関する申告」の手続をとった。
元従業員はコンクリート骨材販売業者である安倍川開発株式会社(静岡市)の社員で、当時は子会社の骨材生産業者である東洋機工株式会社(福島県双葉郡広野町)に出向していたという。この元従業員は先に、中部電力の浜岡原発についても同様の内部告発(参照「内部告発!浜岡原発の骨材試験で虚偽報告」
http://www.janjan.jp/area/0407/0407297388/1.php
)をしている。
元従業員は原子力安全・保安院への「申告」のなかで、国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所のホームページにある資料「
福島県浜通り地方における、コンクリート骨材のアルカリシリカ反応性試験結果について
http://www.thr.mlit.go.jp/iwaki/k_shiryo/h14/02030702.htm
」をみると、同地区の多くの山砂利骨材生産業者が提出したアルカリ骨材反応性試験結果(工場提出資料)は「無害」であるにもかかわらず、国土交通省・日本道路公団の試験では「無害ではない」となっており、他の骨材業者も含めて、あらゆる建設工事で、同様の偽造行為が行われていた可能性が高いと指摘している。
安倍川開発は、業界トップの太平洋セメント株式会社
http://www.taiheiyo-cement.co.jp/index.html
(本社・東京都中央区)の子会社。太平洋セメントは「持続可能な地球の未来を拓く先導役」を自認し、環境問題に積極的な取り組みを進めているリーダー企業であり、国民に大きな不安を投げかける骨材試験の偽造問題に自ら対応する責任がある。
関連記事:原発事故を生んだ関電の体質
http://www.janjan.jp/area/0408/0408107907/1.php
(高田士郎)