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(回答先: 美浜事故受け、関電が他の原発8基を順次停止へ 投稿者 現在無色 日時 2004 年 8 月 13 日 12:28:52)
http://www.asahi.com/business/update/0813/082.html
関西電力の藤洋作社長は13日、福井県内で稼働中の原子力発電所8基すべての運転を順次停止し、美浜原発3号機で起きた事故と類似する個所にある蒸気配管などの安全点検を実施する、と発表した。発電能力の減少を補うため、停止中の火力発電所2基(出力計約100万キロワット)を再稼働させ、場合によっては他の電力会社から融通を増やす。藤社長は「福井県の要請を受け、実施することにした。引き続き事故の原因究明に全力で取り組み、再発防止を徹底したい」と話した。
大飯(運転中3基)、高浜(同3基)、美浜(同2基)について、止める時期を3グループに分けた。まず13日夕、大飯4号機、高浜2号機、美浜2号機の運転を止める作業を始めた。
点検期間は各グループ約2週間の見通しで、配管の減肉を測定。必要があれば、配管を交換する。
第1グループが終われば、第2グループ(大飯2号機、高浜1号機、美浜1号機)、第3グループ(大飯1号機、高浜3号機)の点検に入る。
原発の停止に伴い、約200万〜約250万キロワット分の発電能力が失われるため、火力発電所の赤穂1号機(兵庫県)と相生3号機(同)を16日から運転する。藤社長は「当面、供給面で問題はない」としている。
停止に伴う損失について藤社長は「それぞれ2週間ずつ停止した場合、火力の燃料費が増え、経常利益が100億円減る」とする見通しを示した。 (08/13 19:57)