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「もちつき大会」で4人即死の原発事故をぶっとばせ!
関西電力従業員と保育所の園児の原発無事故・無災害を祈念の「もちつき大会」
が、原発事故を防ぐかも?
まずは、こんなニュ−スから。
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・・・・・使用済み核燃料の相談をする山口治太郎美浜町長と関西電力の藤洋作社長...原発の未来は、明るい。
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−抜粋−
美浜町長が期待感
藤洋作社長(左端)に申込書を手渡す山口治太郎町長=大阪市北区の関西電力本社ビルで
原子力発電所から出る使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設について、
15日に関西電力の藤洋作社長と面会し、立地調査を要請した美浜町の山口治太郎町長は面会後、
「関電からの回答の内容によっては県に(立地を)お願いしていきたい」と話し、期待感を示した。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20040716/KEIZ-0716-02-03-17.html?C=S
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・・・・・原発は、安全だ!
過去の美浜原発の大事故から学び立派な講演もし、多くの立派な本を出している。
みんなも、全部読んだほうがいいかも、講演も、でたほうがいいかも。
充実している。さすが!
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−抜粋−
http://www.inss.co.jp/index2.htm
株式会社原子力安全システム研究所
より一層の安全と信頼を求めて
株式会社原子力安全システム研究所は、1991年2月に関西電力株式会社美浜発電所2号機の蒸気発生器の細管が破断するという事態が発生したことを契機に、
原子力発電の安全性および信頼性の一層の向上と、
社会や環境とのより良い調和を目指して幅広い視野から調査・研究することを目的として1992年3月に設立されました。
当研究所は、世界的にも類例をみないいくつかのきわめてユニークな特色をもっています
(株)原子力安全システム研究所
取締役社長 北田 幹夫
定例講演会開催のご案内
日 時 平成16年 8月24日(火) 13:30〜15:00
場 所 (株)原子力安全システム研究所 3階ロードマーシャルメモリアルホール
福井県三方郡美浜町佐田64号 TEL:0770(37)9100(代表)
演 題 「リスク認知と意思決定」
現代社会におけるリスクの問題について概説し、リスクに関する人間の認知の特徴、
リスク下における人間の判断と意思決定の特徴について、いくつかの研究例をもとに解説し、
今後の研究についての展望を行う。
ヒューマンファクターに関する研究
要 約
原子力発電所高年齢作業者のための作業環境改善要望に関する調査 INSS JOURNAL10
安全行動の自己評定と他社評定の特徴 INSS JOURNAL9
照明環境が表示の見やすさに及ぼす影響 INSS JOURNAL9
原子力発電所の定検作業中における騒音の影響緩和 INSS JOURNAL9
原子力発電所における安全風土に関する研究 INSS JOURNAL8
原子力発電所職員の安全確認行動と組織風土の因果モデル INSS JOURNAL7
原子力発電所保修作業における夜間作業環境の整備に関する調査研究 INSS JOURNAL7
原子力発電所におけるサインシステムの検討 INSS JOURNAL5
原子力発電所事故時の社会的対応に関する考察 INSS JOURNAL5
PM理論に基づくリーダーシップ・トレーニングの原子力発電所への導入
−リーダーシップ,モラール,自己効力感の分析− INSS JOURNAL4
原子力発電所における安全に関する意識の分析 −リーダーシップおよびモラールとの回帰分析− INSS JOURNAL3
組織成員の企業帰属意識の差異に基づくリーダーシップ機能認知と効果性の分析− INSS JOURNAL3
原子力発電所の色彩環境に関する現状分析 INSS JOURNAL3
企業帰属意識に及ぼすリーダーシップの効果 INSS JOURNAL2
原子力発電所におけるリーダーシップ行動測定尺度の構成(1) INSS JOURNAL1
原子力発電所におけるリーダーシップ行動測定尺度の構成(2) INSS JOURNAL1
原子力発電所におけるリーダーシップ行動測定尺度の構成(3) INSS JOURNAL1
データが語る原子力の世論
−10年にわたる継続調査−
価格(税込み):1,575円
原子力発電所夜間保修作業ガイドブック
(電力会社編)
価格(税込み):1,500円
原子力発電所夜間保修作業ガイドブック
(協力会社編)
価格(税込み):1,500円
安心の探究
−安全の人間科学・21世紀の課題−
価格(税込み):1,575円
リーダーシップと安全の科学
価格(税込み):1,890円
安全の探究
−人・社会と巨大技術が構成するシステムの安全学とその実践−
価格(税込み):2,415円
原子炉容器鋼の照射組織変化
価格(税込み):3,000円
『 注意しましょう 』 では事故は減らない
〜33の効果的な注意喚起のノウハウ〜
価格(税込み):500円
新しい注意喚起ツールあれこれ
−注意力の持続は「手を変え品を替え」−
価格(税込み):800円
技術者のモラル
−モラルに対する感性を磨くために−
価格(税込み):525円
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・・・・・ところで、実際に、現場で、原発に携わっている監督の話ですが..??「素人が造る原発」
どいうこと?なんかヤバそう?
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−抜粋−
http://members.at.infoseek.co.jp/genpatsu_shinsai/
原発がどんなものか知ってほしい(3)
平井憲夫
現場監督として長く働きましたから、原発の中のことはほとんど知っています。
根本は、余りにも机上の設計ばかりに重点を置いていて、現場の施工、管理を怠ったためです。
それが直接の原因ではなくても、このような事故が起きてしまうのです。
素人が造る原発
皆さんは何か勘違いしていて、原発というのはとても技術的に高度なものだと思い込んでいるかも知れないけれど、
そんな高級なものではないのです。
ですから、素人が造る原発ということで、原発はこれから先、本当にどうしようもなくなってきます。
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・・・・・現場の判断。「工事が大幅遅れ」に成らないためにする解決法!
だいじょぶか?
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−抜粋−
http://www.janjan.jp/area/0407/0407307429/1.php
浜岡原発の告発続報!悪夢に心苦しむ
A氏が原子力安全・保安院に知らせた事実は、自らが虚偽申告に関わった浜岡原発4号機(113.7万KW)の建設(1989〜93年)に関する部分だけで、
着工の5年ぐらい前から準備に入った。
そのころはすでにアルカリ骨材反応が問題になっており(1982年頃から阪神高速道路で被害が発見された)
着工1年ぐらい前に、建設省(現国土交通省)の指針に従って試験をした結果は基準値を大幅に上回っていた
(ひどいものでは10倍ぐらい)が、いまさら設計変更をしていると工事が大幅遅れになると、
公的試験機関が実施した試験結果を改ざんすることになり、4回ぐらい文書偽造をしたという。
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・・・・・どうして、そうなるか?原発の製造に携わる技術者は、こう言う。
原発の机上の設計と、現場の大違いによる「工事が大幅遅れ」と原発の不具合を隠す根拠
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http://www.stop-hamaoka.com/
元GE技術者・菊地洋一さん講演
「命はほんとうに輝いている」より抜粋
エネルギーもない国なんだから、 とにかく中東のその湾岸諸国の横暴に日本が振り回されてはいかんということで、
原子力でやっていかなければいかんということで、
あまり原子力のことを深く 考えないで、その先輩の言葉を信じて入社したわけです。
問題なのは設計そのものも十分検討されていない、いいかげんな感じで工事が進められていました。ですか ら建設中にしょっちゅう変更がある、
そのことにもびっくりしましたけれども、送られてくる図面があちこちぶつかっていたり、そういうことにもびっくりしました。
自分でチェックしてみて余りにもぶつかっているので、びっくりしましたけれども、とにかく確立された技術じゃないということです
でも今更運転している原子炉を止めて、配管を全部取り替えるなんてこと は出来ない、「見ているから大丈夫です」の一点ばりなんですね。
とにかく電力会社は現実を知りません
それはそうですよ。原発の工事現場では、電力会社が一番上にいて管理しているわけですけれども、
実際に工事するのは東芝や日立や日立プラントや、IHI (石川島播磨重工業)や三菱や三菱重工、
そういった原発メーカーの人達が管理してやっておりますし、いろんな不具合が出てきたときには、
自分たちに不利な 事は当然お客さんの電力会社には隠しておくようにします。
下請け、孫請け、曾孫くらいが工事しているのが原発現場ですから、そういうところで起きた事故、
建設中ですからミスですね、工事ミスを包み隠さず上の会社にいうかというと、まずいいません。
そういうことを素直にいってくれというとを、電力会社はよく 現場の所長会議とかでそういうことをいうんですけれども、決していっていません。
いっていたら現場から締め出されてしまいます。そんなことやる業者を使うなという圧力がかかりますので。
ですからなかなか理想的な工事はできない。
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・・・・・それに対する美浜発電所長の安全認識とは...綺麗な言葉が一人踊り
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http://www.kepco.co.jp/wakasa/mihama/m_event/vol39/vol39_1.htm
年頭ご挨拶
美浜発電所長
小鍜治市造
新年明けましておめでとうございます。本年も皆様のご健勝とご繁栄を心からお祈り申し上げます。
さて昨年は11月に2号機でトラブルによるプラント停止が1件ありましたが、総じて順調な運転が達成できました。
これもひとえに皆様の暖かいご支援の賜と深く感謝しております。
さて昨年は東電問題の発生を契機として、定期検査と品質保証の体制見直しを柱とする関連法令が10月に施行され、
いよいよこの1月から開始予定の1号機の定期検査から、新しい方式が導入されます。
その概要は従来の国による検査に加えて、私どもが数多く実施しております自主点検・検査が法定化され、これらの実施の様も審査されるものであります。
今回の法令改正を新しい機会として、今後とも気を引き締めて発電所の安全安定運転と社会的信頼を得るべく努めて参る所存でありますので、
今後ともどうか皆様のご支援をよろしくお願い申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます
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・・・・・安全点検よりも”住民と仲良く”することが、大事なようだ。
「ハンドミキサーや使用済みハガキ・切手、テレホン・オレンジカード」のプレゼント
そして、関西電力従業員や協力会社従業員とほほえましい園児との餅つきとそば打ち
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−抜粋−
http://www.kepco.co.jp/wakasa/mihama/m_event/vol40/vol40_1.htm
3月5日(金)
、美浜町社会福祉協議会へハンドミキサーや使用済みハガキ・切手、テレホン・オレンジカードなどを贈りました。
これは、発電所従業員が地域共生活動を自主的に実践する取り組みとして、
各職場で活動内容を相談してボランティア活動等を実践しているものです。
12月18日(木)、美浜発電所構内において、関西電力従業員と協力会社従業員の無事故・無災害を祈念して「もちつき大会」を開催しました。
当日は、地元の丹生保育所の園児の皆さんを招待し、園児の皆さんは一人一人順番にキネを持ちもちつきを体験しました。
ついた餅は、食べやすい大きさに丸め、きなこやおろし大根で味付けされ、美味しそうにお餅を食べていました。
また、そば打ちも行われ、園児の皆さんや従業員たちは、打ちたてのそばに舌鼓をうっていました。
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・・・・・実体は、労働者の被曝と人心の荒廃!
「嘘だらけになるし、隠し事はするしですね。行政も電力会社も。」
「子供が道路で転んでいたら、どっちかによって助けるか知らんふり」
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「命はほんとうに輝いている」より抜粋
僕が何で原発が嫌になったかというと、最初は原発こそ自分がぶつかっていくべき対象だと思って、
情熱のすべてを傾けてやってきたのですけれども、原発を離れましてですね。
だんだん、だんだん、原発が嫌になって、それで最後には原子力発電所を目の敵にするくらい嫌になってしまったのです。
その大きな理由の一つはですね、原子力発電所が動いている限りは、被曝労働者を必要とするのです。
必ず自動車でも車検がくると、高いお金かけて車を整備してもらいますけど、原発も毎年止めて、
炉を点検して修理したりしなければいけないのですけれど、これが大体が被曝作業なんですね。
●日本中、原発が出来て活性化した町はない
だから日常私たちが何のために生きているのかというような事を考えた時に、
お金がくればそれでいいのかと。
もうすでに南島町で反対派だ、賛成派だと別れて、子供が道路で転んでいたら、
どっちかによって助けるか知らんふりするかというような話も聞きました。
それと同じことが石川県能登半島の珠洲市というと ころで、原発の問題になった時に、地元の和尚さんに聞いたら、
「菊地さん、その珠洲でもまったく今同じです」といっていました。
「なんで同じ町の人達が賛成派と反対派に別れて憎しみ合わなければならないか」と。
鹿児島の川内原発というところも何度も行ってますけれども、商店街はシャッターが下りたままです。
また増設しろって騒いだり地元はしていますけれども。
新潟県のあれだけ原発造りまくったところでさえ、地方の活性化に役立ったとはいえないと、知事が新聞でいっていたこともあります。
確実なのはですね。人の心がむしばまれることです。嘘だらけになるし、隠し事はするしですね。行政も電力会社も。
そういう一時的な原発の話で地方がズタズタにされるのが僕は嫌なんですね。
●炉の中の仕事はきれいごとではすまない
推進する側の人は本当の原発の実態を知らなさすぎます。
僕は原子炉の中の、配管と原子炉のつけ根、ノズル部分が折れそうになるようなヒビ割れが 360°入って、
その補修工事をしました。
まず炉内の洗浄をするわけなんですが、もちろん、そこに人間がいたら大変な被曝をするから、
ちょっと離れたところから、長いノズルという棒の先から水がものすごい勢いで吹き出すようにしてやる。
でも人間が放射能まみれの炉の中に入っていくことは確かです。
ですから燃料交換する炉の中に、鉄のゴンドラに人間を乗せて、それをクレーンで天井から吊って炉の中に下ろしてやります。
そうして炉を洗いますが、水の反動でゴンドラが揺れるわけです。
そうすると原子炉は直径6mもありませんから、半径3mもないわけです。
非常に怖いんですね。だからどうやるかというと、上の方で人間が4人で四方からゴンドラを引っ張ってやるのです、
フラフラしないように。
そうやって原子炉についている放射能だらけの水垢を削り落とすような勢いで洗って下りていくのですけでど、
そんな仕事やってみた人いますか、怖いですよ
とにかく原発があったら被曝作業は避けられないのです。
電力会社なんかは常に安全だと、管理しているから安全だということをいいまくります。
だけどそれは僕のように原発の中で働いてきた人間、まして原子炉の中でも働いたことのある人間として、
そんなきれいごとでは絶対に済まないということがはっきりいえます。
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・・・・・死人が出るまで事故は隠される。放射能漏れも隠し、「みんな被曝して嫌だから辞めて」いく。
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「命はほんとうに輝いている」より抜粋
美浜の細管破断事故というのがあったですね。
ウェスチングハウスの加圧水型というやつは熱交換器というのがあって、
そこで熱交換されるのでタービンの方は汚れないことになっています。
それがいかに汚染されているか、実際汚染されるんですよ。それは何故かというと、
熱交換器に穴が開いていますから、細管に小さな穴が開いていきます。
美浜の場合はそれがギロチン破断しました。その時にいろいろなかたちでバルブが閉まります。
安全のために。その閉めたときに、行き場所のない蒸気とかは逃さなきゃいかんです
その汚染された蒸気が大量に外に吐き出されている写真は見ましたし、
それを実際自分の目で見たという学者にも会いました。
そんな時に、じゃどれだけの放射能が出たかと、本当のことが報道されているかというと、まったくされていません。
それはそういったケースが多いですから、
一概にどうのこうのいわないのですけれど、確実に放射能漏れとかそういう事はあります。
今の話に関して特別僕が言いたいことはですね。
僕等は事故といいますけども、推進側は決して使いません。
よっぽどのことがなければ、死人でも出たら別でしょう。何人か。なかったら事故といいません。
みんな事象という言葉を使います。
それは事故ではありません、事象ですと。そういう事象が起きただけですと。
だけど福島2−3のポンプ事故の前、試運転でも起きていたのです。
試運転で機能試験やったらポンプの羽根がぶっとんで、モーターも燃えて、
これが世界で一番巨大な原発、最初のパイロットやっていたポンプメーカーの従業員はもう10年前で、
僕が働いていた時の人間 はだれもいません。
みんな被曝して嫌だから辞めていっています
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・・・・内部告発によって明るみになる「原発検査記録の改ざん」
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http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0209ener2/
国や事業者/変わらぬ隠蔽体質 疑念と不安渦巻く
2002年9月1日(日)掲載
−抜粋−
東京電力の原発検査記録の改ざん問題は県内にかつてない衝撃を与えた。
内部告発がありながら、二年以上も事実関係が公表されなかったことに加え、
組織ぐるみで記録を改ざんしていた疑いも浮上、「安全最優先」を唱え続けてきた国と東電に対する信頼は地におちた。
何も知らされなかった県民には疑念と不安が渦巻き、隠ぺいされた原子炉の“傷”は今後の原子力政策の致命傷になる可能性も出てきた。
二年前の平成十二年七月、旧通産省に寄せられた内部告発の手紙だった。
手紙には二件の改ざんの実例が記載されており
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・・・・・かくして、住民は、怒り、泣き苦しむ
原発に携わっている現場監督の平井憲夫さんは、語る。
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−抜粋−
原発がどんなものか知ってほしい(20)
平井憲夫
最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の講演をしていた時のお話をします。
どこへ行っても、必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。
その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来ていました。その中には中学生や高校生もいました。
原発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題だからと聞きに来ていたのです。
話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。
「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。
今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。
私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。
原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。
私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。
私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら三百人の大人たちに聞いているのです。
でも、誰も答えてあげられない。
「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったのか。
まして、ここに来ている大人たちは、二号機も造らせたじゃないのか。
たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ」と。
ちょうど、泊原発の二号機が試運転に入った時だったんです。
「何で、今になってこういう集会しているのか分からない。
私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」と言う。
「二基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴びている。
でも私は北海道から逃げない」って、泣きながら訴えました。
私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したことがあるの」と聞きましたら、
「この会場には先生やお母さんも来ている、でも、話したことはない」 と言います。
「女の子同志ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めない」って。
担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかったそうです。
これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題ではない、
五十キロ、一〇〇キロ圏でそういうことがいっぱい起きているのです。
そういう悩みを今の中学生、高校生が持っていることを絶えず知っていてほしいのです
筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、
東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました
http://members.at.infoseek.co.jp/genpatsu_shinsai/
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・・・・・だから、住民は、ず−と告発してきた!
しかし、モラルハザードの関電は、無視してきた。
そう、同じ事故は、起きていたのだ!(どこぞの自動車メ−カ−と同じなのだ。)
いま大新聞が、いまさらのように、事故の解説。...だが、とうの昔に、すでに、あったことだ。
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−抜粋−
http://www.jca.apc.org/mihama/
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
http://www.jca.apc.org/mihama/kanden/oi1_2haikan040726.htm
大飯1号機 2次系配管の大幅減肉
最低限必要な配管厚みを下回った違法で危険な運転を継続
関電は、検査会社を変更した時、データの引き継ぎを忘れていた?!
火力発電だけではなかった、やはり原発でもずさんな管理
関電の「企業文化」は、モラルハザードの最前線
大飯1号機で起きた2次系給水配管の減肉について、関西電力は7月16日にプレスリリース「検査状況について」を発表した。
そこには驚くべきことが書かれている。配管仕様厚さの約半分にまで減肉していたにもかかわらず、放置したまま違法で危険な運転を続けていた。
そして、このことを、今年の検査まで確認できなかったのは、検査会社を変更した時に、関電がデータ等の引き継ぎを指示していなかったためだという。
今年の5・6月に発覚した火力発電所の検査データの大規模なねつ造事件について、関電は何と言っていたか。
「原子力発電では厳しい管理・規制があるので、原発の品質保証は万全だ」、「原発ではトップマネジメントが生きている」。
記者会見の場でも、福井県に対しても、何度もこう繰り返した。しかし、これらが全くのウソだったこと、やはり原発でもデタラメな安全管理、品質管理が行われていたことが明らかになった。
大飯1号では、燃料取替用水タンクの変形が起き、部分的につぎはぎ修理を行ったが、その修理した箇所から水漏れが発生するというずさんな工事を行っていた。
また大飯3号では、原子炉圧力容器上蓋の亀裂という日本初の事故も引き起こした。火力発電所の検査データのねつ造等々、まさに何でもありの危険な状態だ。
関電の「企業文化」は、モラルハザードの最前線そのものだ。
しかし関電は、今回の大飯1号機の減肉の原因を、配管曲がり部における水流の乱れによるエロージョン・コロージョン(壊食・腐食)によると発表している。
これは、サリー原発2号機の原因と同じものだ。
サリー原発2号機の事故の教訓は全く生かされいない。
「10年間で25%検査」という手抜き検査が続けられてきた。
<「検査会社が変わった時にデータの引き継ぎを指示しなかった」−ずさんな安全管理>
しかしなぜ大幅に減肉するまで放置されてきたのか。そこには、関電のずさんな安全管理の実態がある。関電の7月16日プレスリリースによれば、以下のとおりである。
・1989年(H元年)に2次系の検査会社が配管厚みを測定。著しい減肉ではないと判断し、点検期間の長い配管に分類
・1993年(H5年)に1次系の検査会社が配管厚みを測定。減肉の進展が認められたため「経年監視」とすることにした。
火力発電所の検査記録ねつ造事件に際し、
関西電力の原子力発電所の検査記録に
同様のねつ造等がないか徹底調査等を求める
申 入 書
2004年6月1日
原子力安全・保安院長 佐々木宜彦 様
−−−略
グリーン・アクション 代表:アイリーン・美緒子・スミス
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 代表:小山英之
http://www.jca.apc.org/mihama/kanden/hoanin_moshiire040601.htm
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・・・・・未だに、寝ぼけたことを言う小泉と作り顔の演技者関電藤社長
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小泉首相は9日夜、福井県の関西電力美浜原発の蒸気漏れ事故について
「死傷者が出て残念です。詳しい状況はまだ伺ってませんが、原因究明、
再発防止、安全対策、万全を期さないといけないと思っています」
と話した。首相官邸で記者団に語った。
・・・・「死傷者が出て」じゃなくて、関電の経営者が、殺したんだろ?!。
関電の経営者が、人の命なんて全く軽く無視して、「原因」を隠し、事故の「再発」ばかり、
「安全」は4の次、利益に「万全を期」した結果じゃないか。
小泉自身が、殺人実行者の関電経営者の立場に立つ、原発推進行政をしてきたからじゃないか!
・・・・こんなコメントにも表れるように、傍観者然とした小泉らは、イラクに自衛隊も送れるし、
イラク人を、ブッシュが何万と殺しても、賛成できる無慈悲な人間なんだ。
午前十時三十分ごろ、病院に到着した藤社長は、報道陣に
「本当に申し訳ないことをした。症状は具体的に聞いていないが、まずは謝罪したい」
とうつむきながら、小さな声で話すと、足早に病院内に入った。
・・・・冗談じゃない。まず、自分がしてきたこと、隠してきた本当のことを全部ゲロすべきだ。
人殺しの最高責任者として、直ちに責任とるべきだろ。
・・・・中間管理職のせいにして、幕引きじゃないだろうな。
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・・・もう一つ
大新聞は、「環境への放射能漏れなし」という関電の発表を鵜呑みにして垂れ流してるが、
現場の記者は、本当に放射能を計って確かめてから書いたのか?!
こういう態度が、ほんの一部の記者をのぞいてイラク報道でも、なかったか?!
かくも、ここ日本でも、手を直接汚さない殺人亡者の素顔は、覆い隠されている。
原因は、いつもはっきりしている。
人の命で、銭を稼ぐ、死んだ目をした面の厚い殺人亡者と、
それを、したり顔で弁護するおこぼれ頂戴の評論家どものせいだ。
冗談じゃない!くやしいもんだ。
ゆるすもんか、おおバカ野郎!!
(2001年、三重県海山町の原発誘致反対をめぐる住民投票)
投票率88.64%
誘致反対 5215票
誘致賛成 2512票
反対得票率64.47%
(中部電力が計画していた三重県の原発計画は、最終放棄された)
http://www.gensuikin.org/mt/000364.html
ニュ−スには、でなかったようですが、8/10、約60人で抗議行動が、あったようです。
お疲れさまでした。
http://www.jca.apc.org/mihama/
写真は、機械保修課の、綺麗な現場!(事故の場所とは、偉い違いだ)