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http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040627k0000m030068000c.html
【ウィーン会川晴之】国際原子力機関(IAEA)は商業用原子力発電の開始から50周年を迎えた26日、原発の現状と将来予測を発表した。経済成長を続けるアジアを中心に原発建設が進むものの、巨額の建設コストや、廃棄物問題や安全重視などを背景とした原発見直し論の影響を受けるため、2030年の総発電量に占める原発のシェアは現在よりも減少すると分析している。
商業用原発は現在、世界30カ国で442基が稼働し、総発電量の16%を占めている。過半数が西欧諸国、北米諸国にあるが、今後は経済成長を続けるアジアを中心に建設が進むと予測している。
この1年間に新設された31基の原発のうち22基、現在建設中の27基の原発のうち18基をアジアが占めた。半面、西欧ではドイツ、ベルギー、オランダ、スウェーデンの4カ国が原発廃止を決めたほか、建設中の原発もフィンランドの1基にとどまった。
現在の状況が続けば、総発電量に占める原発のシェアは30年には12%に下がると予測、原発が見直された場合でも、天然ガス発電など他の発電所の建設数が大幅に上回るため、原発のシェアは低下すると予測した。
毎日新聞 2004年6月26日 21時00分