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http://www.asahi.com/international/update/0622/009.html
国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は21日、核不拡散体制の再構築をめざす構想を13項目の提案としてまとめ、公表した。来年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議で各国がこの提案を議論し、「世界の安定に向けて新しい国際的な枠組みをつくるべきだ」との考えを強調した。
事務局長は昨年10月、構想の骨格について英誌エコノミストに寄稿。リビアや北朝鮮などが絡む「核の闇市場」問題が明るみに出た後、今年3月のIAEA理事会でも同様の考えを示してきた。
今回、米カーネギー国際平和財団の国際会議で講演し、▽核の平和利用の管理強化▽核軍縮の道筋づくり▽安全保障体制の再構築という3本柱、13項目にわたる提案内容を説明した。
それによると、ウラン濃縮と使用済み核燃料の再処理(プルトニウム生産)を規制し、これらを国際的に管理する新たな体制づくりを検討する。放射性廃棄物の処理についてロシアが同様の枠組みを提案しており、事務局長はこれに賛成する意向を示した。
また、40カ国、100カ所にある高濃縮ウラン用の原子炉の使用を停止し、高濃縮ウランを低濃縮ウランに変えて原発で燃やす必要性があると指摘。プルトニウムについても「原発で燃やすのか廃棄するのかを検討して、備蓄をなくすべきだ」との考えを示した。
一方、核軍縮については、保有国と非保有国による具体的な日程づくりの必要性を強調。「新たな枠組みには、(NPTに参加していない)インドやパキスタン、イスラエルも参加しなければならない」と述べた。
さらに事務局長は、国連安保理の活動を強化することで各地の緊張が大事に至るのを事前に防ぐことや、核兵器の廃絶を確固としたものにする国際法づくりを目指すことを提案。「今日的な状況に合わせた不拡散と安全保障の包括的な枠組みをつくるべきだ」と訴えた。 (06/22 12:09)
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アサヒ・コミューンでは関連記事に北朝鮮核問題を貼り付けてましたが、日本のプルサーマル等もリンクしとけよと思ってしまいました。