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★ 「原発の使用済み核燃料再処理」を止めれば、この電気料金の値上げは不要になる。
原子力委員会の「原子力開発利用長期計画」改定の会議メンバーが決まった【注】ことでもあり、核燃料をリサイクルするという時代遅れの発想を見直してもらいたい。
さらに言えば、「原発」を廃止して別の発電方法を採用すれば、「原発事故」に怯えて暮らす必要もなくなる。
総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)電気事業分科会が18日開かれ、原発の使用済み核燃料再処理費のうち、徴収方法が未定だった約8兆7000億円分について対応を協議し、約5兆1000億円分を電気料金に上乗せして徴収する方針を固めた。標準的な家庭(電力使用量が月300キロワット時)の負担額は、年間1296円の見込み。
ただし、使用済み核燃料の全量再処理を前提とした方式が見直されるため、現在、標準的な家庭で負担している費用(年間1512−1728円)と比べると減少することになる。
電力業界は約8兆7000億円全額の徴収を求めていたが、使用済み核燃料を一時保管する「中間貯蔵」などにかかる費用は、「再処理事業と関連が薄い」として差し引き、当面、徴収の対象外とすることになった。
[6月18日19時42分更新]
【注】【注2】参照投稿:ネオファイトさん 原子力政策:長期計画改定の会議メンバー発表(毎日)