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東京電力は27日、新潟県の柏崎刈羽原発1号機(沸騰水型、出力110万キロワット)の運転を再開した。1号機は02年9月からの定期検査で、シュラウド(炉心隔壁)と再循環系配管にひび割れが見つかり、補修した。シュラウドのひび割れが確認された原子炉の運転再開は、同原発では初めて。
一昨年8月のトラブル隠し発覚後、同原発では全7基がいったん停止したが、これで4基が稼働を再開したことになる。近く、3号機も再稼働する見通し。
1、3号機の再稼働については、26日に平山征夫・新潟県知事と柏崎市長、刈羽村長が会談し、容認することで一致していた。【田苗学】
[毎日新聞3月27日] ( 2004-03-27-20:55 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040328k0000m040056000c.html