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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000303-kyodo-soci
福井県小浜市議会は、3月議会最終日の24日の本会議で、関西電力の原発から出る使用済み核燃料の中間貯蔵施設の誘致推進を求める決議案を賛成多数で可決した。
小浜市には原発関連施設はないが、周辺では関電の原発11基が稼働しており、決議は「原発の実績と経験から同施設の安全性が認められ、輸送面でも小浜市は立地に適している。誘致すれば(安定財源が確保され)市の振興が図られる」などとしている。
可決を受け、誘致に消極的な村上利夫市長は「議会の判断に論評は差し控える」と発言。一方、関電は「決議は原子燃料サイクルへの理解の表れと受け止めるが、現在は福井県外での立地に向け取り組んでいる」とのコメントを発表した。
県内ではほかに美浜町の山口治太郎町長が昨年12月、誘致に前向きな見解を表明したが、西川一誠知事は「県外につくるのが望ましい」と従来の姿勢を堅持している。(共同通信)
[3月24日22時2分更新]