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島根2号機が手動停止へ 結露水流量が急増
17日午後7時15分ごろ、島根県鹿島町の中国電力島根原発2号機(沸騰水型、出力82万キロワット)で、運転中に原子炉格納容器内の機器の結露水をためるタンクへの流量が急に増え、同電力は点検のため午後8時から原子炉を手動停止する作業を始めた。18日午前7時に停止する予定。
同電力は、格納容器内の放射線モニターの数値に異常はないため放射能を帯びた冷却水の漏えいはなく、周辺環境にも影響はなかったとしている。
2号機の結露水の流量は、通常なら1時間当たり1・5リットル程度だが、今月10日から10リットル程度に上昇。監視を強めていたところ、17日午後になってさらに上昇し、同日午後7時には約32リットルとなった。
また、同日午後6時半ごろから、ふだんは水がたまらない床のタンクにも1時間当たり8リットルの水がたまり始めたという。(共同通信)
[3月17日23時47分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040317-00000272-kyodo-soci