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(回答先: 個人も自分である程度作るべきだと思います 投稿者 きゃべつ 日時 2004 年 7 月 08 日 22:33:54)
きゃべつさん、お返事をいただきまして、大変嬉しかったです。
ありがとうございました。
あっしらさんの言う支配層というものは、ありそうだなぁと思うのですが、見たわけではないのでよくわかりません。
ただ、「赤い楯」を読んだ時、なるほど、こういう人たちが、支配層と言われているんだなというのは、理解しました。(ただし、あまり面白くなかったですよ、あの本・・・)
生業の商売と農業の両立は、まったく無理はありません。
好きだからというのは大きな理由ですが、お米(あたしは「米」ではなくて、「お米」と呼びたいのです!)って、師匠の農家の方も言うんですけど、土と水と太陽のお陰があれば、放っておいても何とか育ちます。
若干、早起きをして、田んぼの水の管理や草取りをすれば、田植えと稲刈り以外は、さほどの労苦はありませんよ。
だから、大したことをしているわけでは、ありません。
さて、自給率の問題は、ひとまずおいておいて、知人と飲むとよくする話をいたします。
あっしらさんが開かれた共同体という言葉をお使いになりますが、それは、あたしたちの話に、よく出てくるのですよ。
どういうことかというとですね、こんな風になるといいねというお話です。
では、かいつまんで、そのお話を・・・
今住んでいるところなのですが、時代はもう少し先のことでしょう。
人口も環境も今と大して変わりはありません。
あたしは、これまでしてきた生業を続けております。
大して儲からないにせよ、明日困るほどのことはなく、多少のたくわえもあります。
仲間は、ずいぶんと長い付き合いで、お互い信用できる人たちです。
年を食ったせいか、若い仲間もずいぶん増えました。
趣味の農業も、賛同者が少し増えて、それぞれが家族の分ぐらいのお米や野菜を作れるようになりました。
ある日、仲間の一人が、お金が必要になったと言いました。
例えば300万円だとしましょうか。
少々家を改築するかなにかだと思っていただければ、けっこうですが、使い道はともかく、信用できる仲間の言葉なので、銀行で借りることもできますが、利子がもったいないからと、仲間内で、無利子で貸すとこにします。
返済の予定は聞きますが、貸す方も、たって必要のないお金なので、無理のない範囲で、それぞれが出し合って、300万円を用立てます。
たまたま、そんな話を聞きつけた知らない人が、仲間に入れてくれといってきました。
すぐに、お金を貸して欲しいといっていますが、3年付き合って、その人を知ってからでないとあたしは貸しません。
ただ、仲間の一人は、貸すお金が、当人にとってはビビたるものだったので、「ええよ」といって、貸してあげました。
後にトンズラをされますが、彼は、「しょうがねぇなぁ」といって、笑っています。
・・・・おしまい。
こんなことを、酒のつまみに話しています。
あたしはできそうな気がしているのですが、きゃべつさんは、どう思われますか?
また、お目にかかれたら、嬉しいです。