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(回答先: 私の好みや男女関係観を書いただけで、それに対する「誤解」や拡大解釈もあるようです。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 27 日 02:19:35)
はじめまして。横やりで申し訳ありませんが、質問させてください。
阿修羅では、あっしらさんはじめ多くの方々のご投稿、ご論考に
大変に勉強させて頂いております。
このところのセックスレス夫婦に対するアドバイス(?)に端を発した議論
も関心をもって読ませて頂いておりましたが、
ぷち熟女さんやNUEさんのように違和感を抱く点が多く、
一言申し上げたくてうずうずしていましたが、ROMしているしか
能力のない人間が何かいうのもおこがましいかと思ってためらっていたものの、
先のお二方の反論を読み、触発されて書き込みをしてみています。
そのようなわけで、ぷち熟女さんのおっしゃる「支離滅裂」の部分とは
ずれた観点かと思うのですが、気になった点をいくつか質問させてください。
@男性と女性は別種の生き物なのでしょうか。
あっしら氏は朧月夜氏とのやりとりにおいて、
「やっぱり、女と男は別種の生き物だ!」とおっしゃっています。
(二回目は「別種に生き物だ!」になっていましたが)
あっしら氏*******
たぶんですが、愛するパートナーがいる男性にはなかなか出てこない発想です。
やっぱり、女と男は別種の生き物だ!
************
やっぱり、女と男は別種に生き物だ!
男って想像で感じることもできるがそれを行為に結び付けたがる生き物だと思っています。(想像で感じたままだと欲求不満になってしまう(笑))
******************
しかし、同時にこのようにもおっしゃっています。
あっしら氏*******
一つの人間(個人)は、誰であれ、汲めど尽くせぬ豊かな存在です。そして、少しずつそれを汲めるのは、濃密なつながりを長期的に維持している別の個人です。
百年間夫婦としてともに過ごしても、相手を汲み尽くすことはできません。
************
私が考えるにこの「人間(個人)」には男性も女性も含まれていると思われます。
男性であるあっしら氏に対して、男性であるNUE氏が違和感を表明していることから
鑑みても、男性同士、女性同士であっても、あっしらさんのおっしゃるとおりに
「相手を汲み尽くすことはできない」ものではないでしょうか。
というか、むしろ上記の発言から言えば男女にかかわらず、
「夫婦」のような「濃密なつながりを長期的に維持している」個人同士のほうに
その可能性をみているように読めます。
もちろん、「別種の生き物だ」との言は性的欲求の現れ方、感じ方についてのみ述べているものだということなのだろうと推察しますが、たとえ、性的欲求であろうと
同じことです。男性同士の間でも全くちがった感覚を語る人がおられるでしょう。
それを聞いたときにあっしらさんは「やっぱり男と男は別種の生き物だ!」とは
おっしゃられないと思われます。
人間は誰であれ完全に理解しあうことはないということは、
あっしらさん自身もよっぽど熟知されていると推察しますが、
にもかかわらず、ことさらに「女と男は別種の生き物だ!」と宣言される
意図というのはどこにあるのでしょうか。
ゲスな勘ぐりをしてしまえば、女性を男性(あっしら氏)の「性的対象」にのみ
留め起きたいという欲求がそうさせているのではと思われます。
NUE氏*******
もっとはっきり言うと「美人を前にでれーっと鼻の下を伸ばしたいやらしい中年男、そのもの」であります。
************
とNUEさんが感じられたのもこのあたりのことが関係しているように思えます。
このスレッドではない別の部分で女性をお茶や食事に誘ったら、その後の誘いも
するのが礼儀(!)だと考えているというような記述を読みましたが、
これは当然「性的対象」として魅力を感じた女性しかお茶や食事に誘わない
のだろうと推察するとともに、その魅力を感じない女性とはお茶や食事を
介した「対話」をする意味も意義も認めていないというようにも読め、
しょせんは女を「性的対象」とのみみて、見下しているのではないかと
勘ぐられても仕方のない側面があると思われます。
掲示板等の議論相手でも、相手が女性と知るやどこか「パターナリズム」的
配慮を相手にし始めるようなところがないとはいえないように思えます。
(いずこかでぷち熟女さんがそのような疑義をあっしらさんに呈していた
ことがあったように思います)。
あっしら氏*******
男性がえらそうに振る舞うとしても、それを憎悪するのではなくほほ笑んで受け止めてくれる女性の掌の上で演じるものである限り救いがあると...
************
この文章はどういう意味なのでしょうか。
男性がえらそうに振る舞うことの正当化でしょうか。
男性がえらそうに振る舞うのを「ほほ笑んで受け止め」続けてきた結果、
このような世の中になっているのではないですか。
非常に単純化していいますが、わたしは男性と女性を別種のものとして
扱う発想とあっしらさんが「悪魔主義者」としている人々の発想との
間には密接な関係があるのではないかと思っています。
女性は生物学的な「月経、妊娠、出産、授乳」という身体的機能を持っている
が、男性はそうではないという二分法的わけっぷり
(私は男性も女性ほど明確ではないにせよ十分生命を生み出している存在と思)が、
生命軽視につながる風潮を助長しているように感じられるのです。
あっしらさんが自らを「悪魔主義者の片われ」というのを以上の意味でも
用いているのなら、そうですか、というほかないですが・・・・
(だからといって私は男性と女性を全く同じであり、同じにせよといっている
わけでもありません。ただ、男性のなかの偏差と女性の中の偏差の大きさを
考えれば、二分法的考えは有害であると思っている次第です。
そもそも生物学的な性差自体も実は曖昧な部分があるものなのですから)
A夫婦ってなんですか。
ええっと、まず以下です。
あっしら氏*******
物理的には器官を受け入れるだけであっても、受け入れる主体である女性は、相手を全的に受け入れることでのみ“平和”を得られるのだろうと思っています。
器官を突っ込むだけの男性は、頭でこれでこの女を支配したと観念できるだけで、女性を全的に受け入れられるわけでも、女性を全的に支配できるわけではありません。
昨今は、物理的に器官を受け入れることで得られる感応にとどめる女性も増えているようですから、そういう女性と非婚セックスを楽しむか、生業として一時的なセックスパートナーになる女性を買うかにしたほうがいいんでしょうね。
************
特に最後の一文が意味不明です。いや、意味はわかるんですが。
推測すると神秘的な(笑)セックスをしたい男性は、
結婚しない(恒常的かつ生活的な男女関係を持たない)で
おくのが賢明だってことなんでしょうか?
それと「物理的に器官を受け入れることで得られる感応に留める女性」って
どういう意味でしょう?相手との「愛」を必要としないという意味ですか?
それで、そういう人が増えていることと神秘的なセックスをしたい男性が
結婚しないほうがいいということはどういう関係があるのかわかりません。
あっしら氏********
お互いが相手がそういう存在であることを自覚して生きていけば、他に性的快楽を求めたとしても夫婦関係はそう簡単に崩れるものではありません。
ただ、汲みたくない存在であると察知したり、もっと汲みたいと思う存在に出会ってしまったら、それまでの夫婦関係にこだわる必要はありません。
昔の生産消費共同体と違って、消費共同体に特化した家族が多くなった今、相手の存在意義に無自覚なままでは夫婦の絆は脆いものです。
セックスもなくていい、心地よくともに過ごせるのが最高と悟れば、ぎくしゃくした関係性の多くが払拭できるのではと思っています。
**************
あっしらさんはセックスレスの夫婦も良いとおっしゃっているから、
日常的恒常的な関係性と性的関係は分離して考えるということ
なのかもしれませんね。そうであると、先の文章も「結婚しない方がいい」
という意味ではなくて、結婚外でセックスを楽しみましょうという
意味になりますでしょうか。
性的関係のみが男女関係をつなぎ止める関係性ではないと思いますので、
それはそれでいいのですが、もしそうであれば、夫婦的な関係は
男女である必要はなく、また一対一である必要もなく、
多様な関係性の在り方が想定されうると思うのですが、
あっしらさんはそのような「家族」の在り方を想定されているのでしょうか。
そのとき、「夫婦」というのはどういう存在になるとお考えでしょうか。
B売笑婦(夫)ってなんですか。
「売春」というのは性的行為とお金を交換する行為と定義されるかと思います。
ここでは、不特定多数が相手かどうかは問わないことにいたします。
NUEさ氏→あっしら氏**************
>ここで女性を対象としてると話がつまらなくなるので、男性を対象としてみたいと思
>います。ただし、反転させただけでは芸がないのでさらに一ひねりして「セックスレ
>スの高級売笑夫」というありえな〜い(笑)ものを想定してみます。
妻が外で稼ぎ夫が家事をするといった夫婦関係もいいものだと考えています。
だから「セックスレスの高級売笑夫」もありえる、とずっと思っています(笑)。
****************
あっしら氏**************
朧月夜さんはお気づきですが、売りに出せば門前市をなすであろう女性を、無償でそばにおいておけるのが男性として最高の幸せでしょう。
(売りに出せば門前市をなすであろう女性と自覚していなければ、なお最高(笑))
****************
以上のNUE氏と朧月夜氏への解答を付き合わせると、
「無償でそばにおいておける」の意は、そのそばにいる女性が
完全に自分の食い扶持を自分で稼ぎ出しているという状況が
あってこそ成り立つものなのですよね?
(もちろん、家事労働により自分の食べる・飲む・着る部分に必要な
経費を夫や妻から買っていると考えることも可能ですが)
そうであると、これは売笑婦にはなっていないということですよね。
また、話題に上っているのは「セックスレスの高級売笑夫」
なので、これはどういうことでしょう。
「売春」で売られる中身はいわゆる物理的な「性的行為」だけではない
ということになりますでしょうか。
あっしら氏*************
NUEさんがそうであるかどうかわかりませんが、「売笑婦」という言葉にまつわりついている価値イメージをいったん払拭されてから、この間のやり取り経緯を捉え直したほうがいいと思います。
******************
すみませんが、この「価値イメージ」を払拭してこのやりとりの経緯を捉え直すと
どういうことになるのかわかりません。
もうちょっと詳しく教えてくださるとうれしいです。
長い間性的関係を持っている同士が常に楽しくセックスするために
さまざまな努力を導入する必要があるときがあるというのは、
わかりますが、このような努力をすることが「売笑婦(夫)」である
ということには直接的にならないように思うのですが。
単に、性的関係性を良好に保つための努力ですよね。
そもそも私の「売春」の定義がおかしい可能性があるので、ご教示ください。
C能動的立場?と具体的対象とは直接関係ないのでは?
あっしら氏**************
ナルシストというより、女性の受動性(能動的なものです)に拠るものではないかと推測します。
性における能動的立場から、男(私)はどうしてもリアリティのある具体的な対象を想像してしまいます。
*****************
とあっしらさんはおっしゃっています。
「女性の受動性(能動的なものです)」の箇所、言いたいことは
わかります。ようするに女性も自身の意志で性的行為を選択している
ということですよね。
あっしらさんは男性なので、基本的に男性の立場からしか話を
されていないものの、この点を気をつけようという姿勢があることは
すばらしいと思います。
けれども、女性が意志をもって性的行為を行うのであれば、
具体的対象を想像するということは別に排除されないように思います。
何かを受け入れるからにはその何かが具体的に想定されてもおかしくない。
逆にいえば、男性が能動的というか受け入れてもらうという立場に
あるからといって、受け入れてくれる具体的な対象を想像しなきゃいけない
ということも導けないように思うのですが、どうでしょうか。
些末なことではありますが、疑問に思いました。
掲示板でのやりとり、議論になれておりませんので、
なにか失礼なことをしてしまっていたら申し訳ありません。
それでも、疑問に対してお答えを頂けたら幸いに思います。
蛇足になりますが、あっしらさんのお考えに違和感はもちましたが、
それを否定したり非難したりあるいは改変させようとする
意図は持っておりませんので、誤解のなきよう。
よろしくお願いします。