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(回答先: 進歩史観の無惨!:支配者の誰もが、国際金融家と同じ価値観を持つわけでも、「近代文明」を善と考えるわけでもない(本文なし) 投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 25 日 14:34:09)
トルコほどの者がただでベネチア、バチカン、ジェノバ、モロッコを前に手をこまねいていた訳ではあるまいと思います。そういうタマですかね、かつてのトルコ人という民族は。違うのではないでしょうか?当時のトルコ人の性質が、今のトルコ人と同じかどうかは分からない。とにかくモロッコには手が出せなかった。だから、モロッコは欧米から結構特別扱いされているはずです。モロッコを占領していた場合、いかに国際金融資本と価値観が違うとはいえ、国際金融資本に近い場所、対岸がスペインだけに若干トルコが変わっている可能性はあると思う。国際金融資本の動きに関する情報がいかに保守的な価値観に支配されていようと、入ってくると思いますよ。モロッコは欧米、特にスペインと太いパイプがあるというか、少し他のイスラム国とはノリが違うと思ってます。
確かに17世紀から18世紀末までの時代は平和だった。しかし、平和である事、文明・兵器が左程発達しなかった事と何も起こらなかった事は違う。もちろん、手が出せるなら、お互いに手を出したかったはずだ。出せるなら、徳川は毛利・島津を取り潰しているでしょう。この平和な時代にオスマン帝国内部にも結構重要な事がすでに起きているはずだ。世界史には載ってなくても、何かある。トルコの地理的状況で、表面的に何も起こってない、軍事的に手が出せない、産業革新が特にない、だから何もないなどというのは完全な間違いだと思う。この時代の中東こそが陰謀の意外な穴場かも知れないと思ってます。そして、多文化主義というのは一種の罠で要注意だと思う。それでは、世界史の動きが読めない。世界全体の意志を見なければならないと思う。ユダヤ・キリスト・イスラムが対立しながら、一つの歴史的意志を貫徹しているのかも知れないのです。