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(回答先: 個人的に電話は嫌いなのです 投稿者 最悪! 日時 2004 年 6 月 03 日 21:05:49)
でんでんさん Q太郎さん 最悪!さん レスありがとうございます。
何にでもメリットとデメリットはあるものですが、ご意見を伺う限り携帯電話が齎したプラスの側面を補強されるような方はおられませんね。
「サル学」そのものの考察は興味深いものがありました。後付的に今時の若者の行動様式を
「サルのそれ」に当てはめている感は頂いたご意見だけで十分に伝わりました。
「仲間とだけ会話をする」=「限定された人間関係」=「社会性の未発達」
この段階のまま大人になってしまう、もしくは発達度合が著しく遅いと言えるのが今の時代の
若年層ではないかと感じます。人がサル化するのではなく、体の成長に精神のそれが3周遅れ位で
やっとこさついてきている状態だと思うのです。そこへ来て「1億総中流」「少子化」
「高度情報化社会の到来」「凶悪犯罪の増加」等によって小中学生が「安全」という名目で
いとも簡単に携帯電話を持てるようになったことが、皮肉にも「安全」を脅かし「心・精神の健全な
発達」を歪める重要なファクターを担ってしまったのではないでしょうか。
PCネットと併せた、その先にある「なんでもあり」の電脳世界が齎す刺激が「当たり前」の
日常生活の一部になってしまった。全てはリアルを伴わずに「刺激」として味わえる。
危ないことも「リアル」を伴わずに「(自己により都合よく処理された)情報」として
入手できる。
この辺が「キレル」「心の闇」等と言われる所以かなあと感じます。
どんなものも、「使う側」次第でダイヤモンドにもなれば凶器にもなります。
私達にできることは少なくとも本当に「(セルフ)コントロール可能」かを「自身」が
判断できるように育てる、その前にそういう環境を整えるところから始めるといった
ところでしょうか。