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(回答先: Re: 同感です。ついでに言えば、世界のどこにも民主主義国家などありません 投稿者 お邪魔虫 日時 2004 年 4 月 28 日 00:44:37)
お邪魔虫さん、どうもです。
おっしゃられている意図はわかりますが、米国も日本も「民主主義国家」です。
民主主義は理念であり理念を保証する制度です。
身分や経済力で制限されない国民の多数派が国家の在り様や国策を決定するという理念が基礎にあり、それを実現する制度が形式的であっても確立していれば「民主主義国家」です。
>普通選挙で政治家を選ぶから民主主義だなどというのは幻想にしか過ぎません。「地
>盤、看板、カバン」と言いますが、地盤も看板も結局は金です。金権です。
>米国のどこが民主主義か?あの大統領選挙は超金権の支持が無ければ絶対に勝てませ
>んし、候補者にすらなれません。
>結局、米国も西洋諸国も日本も議会制金権主義でしかありません。
立候補に伴う供託金制度さえあるので金権というのは事実に近いものですが、だからと言って民主主義ではないとは言えません。
なぜこのようなことを言うのか、わかりますよね。
「革命は鉄砲から生まれる」という考え方を否定はしませんが、現状の日本でそれが可能だとは断じて思いません。
>超金権主義の米国がイラクを民主化しようなどいうのは、おこがましいの一言に尽きます。
米国が“純粋民主主義国家”であったとしても、イラクを民主化しようなどいうのはおこがましいの一言に尽きます。
※ 「茹で蛙」論の方はお邪魔虫さんのお考えに共感を表明していますが、日本が民主主義ではなく金権主義だとしたら、どうやって「茹で蛙」を戦争釜から飛び出させるつもりなんでしょう?
強大な軍事力を誇る覇権国家である米国も、議会制金権主義でしかないとしたらどうやって戦争釜そのものをなくすつもりなんでしょう?
「茹で蛙」論の方が議論はいらないとのたまう気持ちが透けて見える共感表明だと思っています。
「i さん、なんだか、言葉遊びのような気がして寂しくなります」ともっともらしい(筋違いの)ことを書いていますが、「茹で蛙」論の方のようなたんなる恥知らずよりも、言葉を紡いで何かを考えさせてくれるi さんのほうをずっと尊重します。