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(回答先: 邦人5名人質事件について思うこと 投稿者 いつき 日時 2004 年 4 月 20 日 11:25:58)
3人は3人が最悪の事態と観念する死を覚悟してイラクに入った。
しかし3人が直面したのは拘束だった。流れ弾にあたるなどの死ではない。
「拘束シーン」を拘束グループに撮られ、アルジャジーラ衛星放送を通じて世界に流された。
これらは3人にとって死よりつらかった出来事であろう。しかし「拘束シーン」撮影後、3人の
入国目的などが世界的にわかってくるにつれて、3人の「解放」方針がアルジャジーラ衛星
放送を通じて明らかになり、それ以後、3人の待遇が改善され、実際解放されるに至った。
物理的な健康障害こそ加えられなかったものの、自分たちの辱めが世界に伝わるという精神的
衝撃は3人の想像を絶するものであり、これは3人にとって死より精神的につらい出来事と
なった。この出来事が3人の自作自演ではありえないことは自明であり、3人の自作自演説を
唱えることは3人への名誉毀損以外のなにものでもない。
自業自得説は自作自演説よりもましだが、ことさらにそれを以て救出費用負担をさせるべき
というのは、人質事件発生前や解放前にいうならともかく解放後にいうのは卑劣である。救出
費用負担は拘束同様、3人のあらかじめ意図したことではなかったからだ。
それ以後、渡航自粛勧告地域への入国をする者は、「人身災害」保険を設けて、これに加入
させて、人質事件等に対応し、災害事故事件にその保険金をつぎ込めばよい。今回に限り、
体制不備につき、救出費用は税金負担とすべきだ。「人身災害」保険加入していない渡航自粛
勧告地域への入域者の人身事件事故の生命は保証できないことをあらかじめ制度化すべきである。