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(回答先: 利益を残さない経営 安売りメガネチェーン・株式会社21 投稿者 ペルソナノングラータ 日時 2004 年 6 月 02 日 02:40:47)
ペルソナソングラータさまこんにちは。
昼休み板のスレット「シャレのわからんやつは〜」のリンクで
爆笑中のアンチテーゼです。(特にガムテープで)
貴重な情報ありがとうございます。
実は私も21に注目しておりました。
注目といっても「いいなぁ」という程度ですが。
この会社のこの形態は、かなり限られた条件下で成立しているものと思います。
・店舗商売であり生産者と客の双方に直結であり、商売の原点に近い形である。
(中間に存在する企業が少ない)
・生産業ではないから設備投資がそんなにいらない。
(きれいな店舗と商品と愛想と誠実さと冗談でなんとかなる)
・眼鏡やコンタクトレンズは、必ずしも生存に必要ではないが、必要の度合いは高い。
・客は企業などではなく、個人である。設備投資(眼鏡購入がそう呼べるとしたら)
にあたって商品の能力ではなく「かっこよさ」が大きなポイントになり、
ちょっとした形の違いやモデルチェンジで需要を喚起できるので、能力を飛躍的に
進化させずともよい。
(能力だけで言うと眼鏡は「よく見えるか」「薄いか厚いか」「耳のところが痛くならないか」
位しか差別化の基準はない。能力だけで選ぶならだっさい奴ひとつで充分)
・店舗の数に対して従業員の数が少なく、店員の顔が見え、店員の個性で勝負できる。
(人間対人間の売り買いになり、『「心性」が「人間の魅力だ」』が前面に打ち出せる)
などなど、私の小さな脳みそではこの位しか見て取れませんが、肥大化した企業がこれを真似
するのは非常に困難であると言うには充分かと思われます。
店舗商売ならではではないかと思います。
「社員の7割がリストラ体験者」という所も注目すべきところかと思います。
「人間がやる商売とは何ぞや」と考えたに違いありません。
「上司拒否権」もいいなぁ。こんな会社いいですね。
私は現在店舗経営をしておりますので(雇われですが)かなり参考になります。
うちの経営方針とかなり被っていて心強いです。
ありがとうございました。