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(回答先: 忘れた頃にレスが付く 投稿者 真相ハンターK 日時 2004 年 5 月 29 日 23:07:50)
私の意見はレスとして的をはずれていたかなと思います。
はずれはしましたが、現在日本は労働と言うものをもう少し真剣に考えるべきだと思います。
日本国民の労働を守るためにはもっと国家戦略として真剣に対応しなければならないのではと思うのです。
アメリカだって自由の国と言いながら、自分の国の雇用を守るためには相当国家が介入していると思います。最終的には戦争だって辞さない態度だと思います。
私には現在の日本政府が日本人の労働者の将来のことを真剣に考えているとは思えません。
構造改革が緊縮財政という性質を持っていたとしても、国の予算の振り分けの裁量の余地は有ると思います。中国と比較すると日本は非常に将来が暗いと思います。日本からの資金が中国の経済的繁栄、国家戦略の資金として使われる一方、日本は現在の経済的繁栄にあぐらをかいたままで、現在進行しつつある国家としての衰退の事実から目をそむけたままであると思います。
日本の高度経済成長は製造業によって成し遂げられました。小学生でも知っていることですが、日本は資源が無いので付加価値を持つ製品を生み出さなければ豊かには暮らせない国なのです。
日本人の雇用も製造業を基本としています。
高級官僚や金融関係の方は異論を挟むかもしれませんが、私は戦後日本を豊かにしたのは製造業
のみが貢献したと思っています。日本が外貨獲得できる手段は製造業以外考えられません。
現在の日本国民が豊かだと錯覚していられるのは製造業のお陰だと思います。
資源を売ることによる外貨獲得手段を持たないのですから、日本の富の源泉は製造業のみです。
この製造業が韓国・中国と同じアジアの国から追い上げを食らって少しずつシェアを失っていることをもっと重く受け止めるべきではないでしょうか?
年金問題も雇用状態が良くなければ、運用は出来なくなると思います。
小学生の教科書にも出ている根源的な日本と言う国の性質を無視して、単に構造改革と言っても私はそれが実を結ぶとは思えません。
ゴールドラッシュと言われた時代のスペインでは、南米などから大量の金が入ってくるけれども自国は貧しくなる一方だったと言います。スペインは単に金の通過するトンネルになってしまったと言います。反対に周囲の国は豊かになったそうです。
スペインは何がいけなかったのか?耕作、製造と言う真の価値創造を怠ったからそうです。
つまり現在日本が大量の金を持っていたとしても、それを将来の価値創造に結び付けなければ確実に貧しくなると言うことなのではないでしょうか?
そのような意味で私は、あのようなレスを書いてみましたがいかがなものでしょうか?
私は先端技術関連の理系ですから、このような議論は苦手なのですが・・・。
理系の人間たちは、大体この様な意見が主流です。
実体経済と労働問題とは密接な関連があるのではないでしょうか?そしてそれは年金問題とも関係があるのではないでしょうか?