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野鳥がアジアから持ち込み
鳥インフルエンザ 農水省チームまとめ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004061200036&genre=O1&area=K00
国内各地で発生した高病原性鳥インフルエンザ問題で、農水省の感染経路究明チーム(寺門誠致座長)は11日、「ウイルスは野鳥がアジアの発生国から持ち込み、ネズミやスズメ、カラス、人、水などを通じ鶏舎内に持ち込まれた可能性が考えられる」との見解をまとめた。感染防止策なども盛り込んだ報告書を月内に作成し公表する。
国内では鶏やチャボの感染が山口、大分、京都の3府県で4件発生。ウイルスは、いずれもアジアで猛威を振るった毒性の強い「H5N1」だった。遺伝子は韓国で見つかったものとほぼ一致しており、寺門座長はウイルスが韓国から入ったとの見方を示した。
究明チームは(1)農場関係者にウイルスとの接触が疑われる海外渡航歴が確認されない(2)発生地周辺に野鳥が飛来(3)カモは感染しても発症せずウイルスを排出し続けることを実験で確認した−などを踏まえ、国内への侵入経路について渡り鳥など野鳥の関与を指摘。
渡り鳥によって持ち込まれたウイルスが、ふんに接触したネズミなど野生動物のほか、スズメ、カラス、人、鶏に与えた池の水などを通じ鶏舎内に入った可能性を挙げた。
遺伝子の分析結果から山口と大分、京都の浅田農産船井農場の3件はすべて感染ルートが異なると判断した。
4件目の高田養鶏場(京都府)は船井農場と遺伝子が完全に一致。発生場所も近く「船井農場から車両などに付着して運ばれたウイルスが、ネズミなどによって鶏舎内に侵入した可能性がある」とする一方「船井農場に立ち入った報道関係者が近くまでウイルスを運んだ可能性も否定できない」とした。
記者会見した寺門座長は「少量のウイルスでは空気感染しない。基本的な衛生管理ができていれば感染は防げる」と強調した。(共同通信)