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な、なんと!皇太子妃のヌード!!?
まずは次のUrlから、エル・ムンド紙(電子版)の二つの記事の右側にある写真をご覧ください。
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第1
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/05/29/cultura/1085827608.html
第2
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/01/19/sociedad/1074535141.html
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これらはメキシコのグアダラハラのギャラリーに飾られたキューバ人画家ワルド・サアベドラの作品です。第1の絵は油絵で、騎馬の行進の風景を描いたと思われる絵画の前に立って手にしている紙飛行機を燃やしている、上半身裸の女性の姿を描いています。題名は「ラ・マハ」。ゴヤの傑作「着衣のマハ」「裸体のマハ」の、あの「マハ」なんで、これはスペイン語で「いい女」とでもいうような意味です。また第2の絵は「マナー(メキシコの人気ロック・グループ)」の「スゥエニョス・リキドス(流れる夢)」というCDで使われたデザインだそうで、女性のポーズは第1の絵と酷似しています。
しかし、どこかで見たような顔だが・・・。
画家によれば先日フェリーペ・スペイン皇太子と結婚したばかりのレティサ・オルティスにインスピレーションを受けて描いたものである、ということです。なるほど! どうりで!
ただし、ワルド・サアベドラとレティサ・オルティスは、すでに1996年初頭に、彼女がメキシコの新聞社「21世紀」で働いているときに知り合っており、この油絵は2000年に描かれたものだそうです。サアベドラはレティサを「レティ」と呼ぶほどの親しい仲だったようで、そのときにはまさか彼女が皇太子妃、つまり未来の女王になるなどとは、夢にも思わなかったでしょう。なお、第2の記事の少し下のほうにはその当時のレティサの写真が載せられています。
バックに使われているのはゴヤの「タウロマキア」と「ロス・カプリチョス」という絵画からとられた騎馬行進ということですが、このタウロマキアという言葉は辞書では「闘牛術」と書いてあって馬とは関係がなさそうですし、マドリッドのプラド美術館でゴヤの絵は見ているのですが、こんな絵があったかどうか、記憶にありません。またロス・カプリチョスはたしか版画集だったはずですが、そこから形をとって色をつけたのか、よく分かりません。
それにしてもこれが日本だったらどうなるでしょうね。例えば雅子妃の昔のヌード絵画などがあったりしたら、公開されるかな? スペイン人だけではなくヨーロッパ系の人間は「芸術は芸術」で割り切っていますし、別にポルノグラフィーではないのですから、喜んだり感心したりする人はいても、「不敬罪!」などと無粋なことを叫ぶ者はまずいないでしょうが。