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★ 以下の資料(9)に掲載した共同の記事(4月14日付)によれば、「サファイア・プリンセス」が工場から岸壁に移された際、『集まった市民らは「よくここまできれいになった」と声を上げ、盛んにカメラのシャッターを切っていた。』とあります。
長崎が三菱の城下町で、三菱で生活している人が多いことを差し引いても、火災後の豪華客船修復の成功に対する、地元民の素直な喜びが伝わります。
この船は5月27日、船主である米国の海運会社に引き渡されて出航しました。
米軍が昭和20年8月に保有していた原爆は、全部で3発だけでした。
そのうちの2発を投下した広島・長崎には、何れも三菱重工の造船所がありました。
長崎の原爆で壊滅的な被害を蒙ったのは、市街地でした。
三菱の造船所は、原爆投下以前に5回の空襲を受けたものの、原爆では爆心地から3.5km 離れていたため、市街地に比べれば被害は小規模でした。
その後、三菱重工長崎は、戦後復興で大いに活躍することとなります。
三菱の長崎造船所は、戦前戦後を通じて魚雷製作を独占し、また戦後は、ミサイル護衛艦の建造を独占しています。
従来艦よりも防空能力を強調するイージス艦は、日本に全部で4隻あり、うち、三菱長崎が3隻、石播東京が1隻を建造しました。
イージス艦建造費は1隻1200億円で、うち、船体建造企業には1隻約300億円が入り、残り900億円はミサイルのコンピュータ・システム心臓部を製造する米国軍需産業に回る、と言われます。
因みに、「サファイア・プリンセス」級客船の建造費は400億円だそうです。
(1) 火災の豪華客船、長崎離れシアトルへ 納期10カ月遅れ【朝日新聞】
三菱重工業長崎造船所を離れるサ ファイア・プリンセス=27日午後3 時すぎ、長崎港で、本社ヘリから |
3層吹き抜けの巨大なホール=27 日午前9時50分、サファイア・プリ ンセス船内で |
サファイアは全長約290メートル、高さ約62メートルで内部は14階建て。02年10月の火災で船内の4割が焼け、納期は03年7月としていた当初予定より約10カ月遅れた。
同造船所では9日にも建造中の大型カーフェリー船内で火災があった。27日に会見した佃和夫社長は「火災の総括が日々の作業や各従業員に完全に浸透しているかというと、まだ課題がある」と述べ、今年末までに建造の手順の見直しを進める考えを示した。
[05/27 21:53]
★ 参照資料:画像:三菱長崎、進水式終えた国内最大カーフェリー火災→鎮圧【読売新聞】同じ造船所で火災、一昨年の英国豪華客船に続き
(2) 「勉強代」次に生かす 客船火災で三菱重社長【共同通信】保険でカバーした直接的な損害以外に、百数十億円の特別損失を計上
三菱重工業の佃和夫社長は27日午後、長崎造船所(長崎市)における豪華客船「サファイア・プリンセス」の引き渡し後に記者会見し、完成目前の2002年10月に起きた火災について「大変な勉強代になったが、払いっぱなしではだめだ。次のステップに経験を生かしたい」と述べ、新たな客船受注に意欲を示した。
佃社長は、客船火災を「金額以上に、当社の物づくり技術への信頼を失わせるインパクトがあった」と指摘。その上で、「その後、世界でも例のない大型客船2隻の並行建造を行い、納期を守った。信頼性の回復という点で一つの成果が出つつある」と語った。
保険でカバーした直接的な損害以外に、百数十億円の特別損失を計上したことについては「納期に間に合わせるための追加的な人件費や建造のためのインフラ整備で、損益は大幅な赤字になった」と説明。建造中のフェリーで再び火災が起きたことについて「大変申し訳ない」と述べた。
[5月27日19時50分更新]
(3) 火災の豪華客船が出港 涙ぐむ長崎造船所社員も【共同通信】
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[5月27日18時57分更新]
(4) 三菱重工 燃えた豪華客船 10カ月遅れで引き渡し【毎日新聞】
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[5月27日18時25分更新]
(5) 白亜の王女“輿入れ” 火災の豪華客船 重工長崎が完工【西日本新聞】
三菱重工業長崎造船所(長崎市)が建造していた世界最大級の豪華客船サファイア・プリンセス(旧ダイヤモンド・プリンセス、一一六、〇〇〇トン)が完成し、二十七日、船主の米国プリンセス・クルーズ社に引き渡された。船体の四割を焼損する火災から一年八カ月。同造船所の総力をあげた復旧・建造作業の末、よみがえった白亜の王女は“輿(こし)入れ”のときを迎えた。
船内ではこの日午前、掲げられた日本国旗を船籍地の英国領バミューダの旗に取り換えるフラッグチェンジがあった。同船は午後、横浜に向けて出航、その後米シアトルで命名式などが予定されている。
火災後に船名を引き継いだ同型船のダイヤモンド・プリンセスは二月に引き渡しを終えている。
[5月27日14時45分更新]
(6) 建造中炎上→修復終え名も変わり→豪華客船お目見え【読売新聞】
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全長290メートル、最大船幅41・5メートル、水面からの高さは54メートル。当初、「ダイヤモンド・プリンセス」として建造していたが、2002年10月の火災で延べ床面積の約4割を焼損した。
三菱重工業は、同時に受注、建造していた姉妹船と名前を入れ替えて修理を急いだ。修復に時間がかかり、当初計画より納入は約10か月遅れた。
船は午後、長崎港を出航し、29日に横浜に寄港して給油、米シアトルに向かう。アラスカ―シアトル間など北米を中心に就航する予定。
[5月27日13時28分更新]
(7) 火災の豪華客船を引き渡し 三菱重工長崎造船所で【共同通信】
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[5月27日11時34分更新]
(8) 豪華客船が試運転 火災後復旧のプリンセス号【共同通信】
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[4月23日11時44分更新]
★ 参照資料:豪華客船が試運転 火災後復旧のプリンセス号【共同通信】姉妹船と名前を交換し、5月末に海運会社P&Oに引き渡し。
Re:深海探査船の行方不明は日本の海底資源開発に対する妨害と関係する。
(9) 大火災後初めて優雅な姿 長崎港、純白の豪華客船【共同通信】
大火災以来、初めて市民に優雅な姿を披露−−。三菱重工業長崎造船所(長崎市)で内装工事中、約4割を焼損した世界最大級の豪華客船「サファイア・プリンセス」(旧ダイヤモンド・プリンセス、116、000トン)の復旧作業が終わり17日、仕上げのため同県香焼町の同社工場から長崎港岸壁に移された。
タグボートにえい航され、午後4時ごろ接岸。2002年10月の火災後、久しぶりに目にする純白の船体に、集まった市民らは「よくここまできれいになった」と声を上げ、盛んにカメラのシャッターを切っていた。
三菱重工が受注した2隻のうちの1隻。火災当時は「ダイヤモンド・プリンセス」だったが、姉妹船と船名を交換した。5月末に英国海運会社に引き渡される。
[4月17日19時21分更新]