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建造中火災の豪華客船で百数十億円の特別損失を計上:ミサイル護衛艦建造と魚雷製作を独占する三菱重工長崎造船所
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/772.html
投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 5 月 28 日 11:37:06:SoCnfA7pPD5s2
 

★ 以下の資料(9)に掲載した共同の記事(4月14日付)によれば、「サファイア・プリンセス」が工場から岸壁に移された際、『集まった市民らは「よくここまできれいになった」と声を上げ、盛んにカメラのシャッターを切っていた。』とあります。
  長崎が三菱の城下町で、三菱で生活している人が多いことを差し引いても、火災後の豪華客船修復の成功に対する、地元民の素直な喜びが伝わります。
 
  この船は5月27日、船主である米国の海運会社に引き渡されて出航しました。

  米軍が昭和20年8月に保有していた原爆は、全部で3発だけでした。
  そのうちの2発を投下した広島・長崎には、何れも三菱重工の造船所がありました。

  長崎の原爆で壊滅的な被害を蒙ったのは、市街地でした。
  三菱の造船所は、原爆投下以前に5回の空襲を受けたものの、原爆では爆心地から3.5km 離れていたため、市街地に比べれば被害は小規模でした。

  その後、三菱重工長崎は、戦後復興で大いに活躍することとなります。

  三菱の長崎造船所は、戦前戦後を通じて魚雷製作を独占し、また戦後は、ミサイル護衛艦の建造を独占しています。
  従来艦よりも防空能力を強調するイージス艦は、日本に全部で4隻あり、うち、三菱長崎が3隻、石播東京が1隻を建造しました。

  イージス艦建造費は1隻1200億円で、うち、船体建造企業には1隻約300億円が入り、残り900億円はミサイルのコンピュータ・システム心臓部を製造する米国軍需産業に回る、と言われます。
  因みに、「サファイア・プリンセス」級客船の建造費は400億円だそうです。



(1) 火災の豪華客船、長崎離れシアトルへ 納期10カ月遅れ【朝日新聞】

M87

三菱重工業長崎造船所を離れるサ
ファイア・プリンセス=27日午後3
時すぎ、長崎港で、本社ヘリから
CoreEx

3層吹き抜けの巨大なホール=27
日午前9時50分、サファイア・プリ
ンセス船内で

 三菱重工業長崎造船所(長崎市)で建造中に火災に遭った豪華客船サファイア・プリンセス(11万6000トン、ダイヤモンド・プリンセスから改名)が27日、発注元の英P&Oプリンセスクルーズ社に引き渡され、同造船所を離れた。横浜港を経由し、来月8日にも米シアトルに到着する。

 サファイアは全長約290メートル、高さ約62メートルで内部は14階建て。02年10月の火災で船内の4割が焼け、納期は03年7月としていた当初予定より約10カ月遅れた。

 同造船所では9日にも建造中の大型カーフェリー船内で火災があった。27日に会見した佃和夫社長は「火災の総括が日々の作業や各従業員に完全に浸透しているかというと、まだ課題がある」と述べ、今年末までに建造の手順の見直しを進める考えを示した。

[05/27 21:53]

火災の豪華客船、長崎離れシアトルへ 納期10カ月遅れ

★ 参照資料:画像:三菱長崎、進水式終えた国内最大カーフェリー火災→鎮圧【読売新聞】同じ造船所で火災、一昨年の英国豪華客船に続き



(2) 「勉強代」次に生かす 客船火災で三菱重社長【共同通信】保険でカバーした直接的な損害以外に、百数十億円の特別損失を計上

 三菱重工業の佃和夫社長は27日午後、長崎造船所(長崎市)における豪華客船「サファイア・プリンセス」の引き渡し後に記者会見し、完成目前の2002年10月に起きた火災について「大変な勉強代になったが、払いっぱなしではだめだ。次のステップに経験を生かしたい」と述べ、新たな客船受注に意欲を示した。
 佃社長は、客船火災を「金額以上に、当社の物づくり技術への信頼を失わせるインパクトがあった」と指摘。その上で、「その後、世界でも例のない大型客船2隻の並行建造を行い、納期を守った。信頼性の回復という点で一つの成果が出つつある」と語った。
 保険でカバーした直接的な損害以外に、百数十億円の特別損失を計上したことについては「納期に間に合わせるための追加的な人件費や建造のためのインフラ整備で、損益は大幅な赤字になった」と説明。建造中のフェリーで再び火災が起きたことについて「大変申し訳ない」と述べた。

[5月27日19時50分更新]

「勉強代」次に生かす 客船火災で三菱重社長



(3) 火災の豪華客船が出港 涙ぐむ長崎造船所社員も【共同通信】


真っ白な船体を輝かせ長崎港を出港する
世界最大級の豪華客船「サファイア・プリン
セス」=27日午後、共同通信社ヘリから


 三菱重工業長崎造船所(長崎市)で米国の海運会社に引き渡された豪華客船「サファイア・プリンセス」(旧ダイヤモンド・プリンセス、116、000トン)が27日午後、長崎港を出港、横浜港経由で米シアトルに向かった。
 2002年10月、完成目前に火災で船体の約4割を焼損した船体は真っ白に復旧。岸壁には大勢の市民が見送りに集まり、造船所の社員らは涙ぐみながら出港する船に手を振った。
 船の装備を担当した池松祐二さん(49)は「約3年もかかって完成したので感無量。火災にもかかわらずここから出港できてよかった」と話した。

[5月27日18時57分更新]

火災の豪華客船が出港 涙ぐむ長崎造船所社員も



(4) 三菱重工 燃えた豪華客船 10カ月遅れで引き渡し【毎日新聞】


拡大写真
プリンセスクルーズ社
へ引き渡された、建造
中に火災を起こした大
型客船「サファイア・プ
リンセス」=長崎市の
三菱重工業長崎造船
所で27日午前10時1
分、本社ヘリから金澤
稔写す


 三菱重工業長崎造船所(長崎市)で建造されていた大型客船「サファイア・プリンセス」(約11万6000トン)が完成、27日に船主の米国の海運会社「プリンセスクルーズ社」に引き渡された。02年10月の火災で船体の約4割を焼失したが、復旧作業を経て、当初の予定より約10カ月遅れで引き渡しにこぎつけた。
 受注した2隻の同型船の1番船で、当初の船名は「ダイヤモンド・プリンセス」。02年5月に進水式をしたが、内装工事中に火災が起きた。2番船と船名を交換し、焼損部分を取り換える工事などを済ませ、03年9月に2度目の進水式。先月下旬に試運転をした。

[5月27日18時25分更新]

三菱重工 燃えた豪華客船 10カ月遅れで引き渡し



(5) 白亜の王女“輿入れ” 火災の豪華客船 重工長崎が完工【西日本新聞】

 三菱重工業長崎造船所(長崎市)が建造していた世界最大級の豪華客船サファイア・プリンセス(旧ダイヤモンド・プリンセス、一一六、〇〇〇トン)が完成し、二十七日、船主の米国プリンセス・クルーズ社に引き渡された。船体の四割を焼損する火災から一年八カ月。同造船所の総力をあげた復旧・建造作業の末、よみがえった白亜の王女は“輿(こし)入れ”のときを迎えた。

 船内ではこの日午前、掲げられた日本国旗を船籍地の英国領バミューダの旗に取り換えるフラッグチェンジがあった。同船は午後、横浜に向けて出航、その後米シアトルで命名式などが予定されている。

 火災後に船名を引き継いだ同型船のダイヤモンド・プリンセスは二月に引き渡しを終えている。

[5月27日14時45分更新]

白亜の王女“輿入れ” 火災の豪華客船 重工長崎が完工



(6) 建造中炎上→修復終え名も変わり→豪華客船お目見え【読売新聞】


引き渡しが終わり公開された
豪華客船「サファイア・プリン
セス」のエントランスホール=
三菱重工業長崎造船所で


三菱重工業長崎造船所(長崎市)で建造中に炎上し、修復を終えた世界最大級の豪華客船「サファイア・プリンセス」(11万6000トン)が27日、船主の米プリンセスクルーズ社に引き渡された。

 全長290メートル、最大船幅41・5メートル、水面からの高さは54メートル。当初、「ダイヤモンド・プリンセス」として建造していたが、2002年10月の火災で延べ床面積の約4割を焼損した。

 三菱重工業は、同時に受注、建造していた姉妹船と名前を入れ替えて修理を急いだ。修復に時間がかかり、当初計画より納入は約10か月遅れた。

 船は午後、長崎港を出航し、29日に横浜に寄港して給油、米シアトルに向かう。アラスカ―シアトル間など北米を中心に就航する予定。

[5月27日13時28分更新]

建造中炎上→修復終え名も変わり→豪華客船お目見え



(7) 火災の豪華客船を引き渡し 三菱重工長崎造船所で【共同通信】


純白の美しい姿を取り戻した世界最大級の
豪華客船「サファイア・プリンセス」=27日午
前、長崎港


 三菱重工業長崎造船所(長崎市)で内装工事中に船体の約4割を焼損する火災を起こし、その後復旧された世界最大級の豪華客船「サファイア・プリンセス」(旧ダイヤモンド・プリンセス、11万6000トン)が27日、米国の海運会社に引き渡された。
 2002年10月、完成目前の火災で黒く焼け焦げた船体は純白の美しい姿を取り戻し、当初の予定より約10カ月遅れでようやく“お嫁入り”の日を迎えた。
 同船は全長290メートル、最大幅41・5メートルで収容客数は約3000人。火災後に名前を交換した姉妹船「ダイヤモンド・プリンセス」は今年2月に引き渡された。
 同日午後に長崎港を出港。29日に横浜港で給油した後、最初の航海となるアラスカクルーズのため米国シアトルに向かう。

[5月27日11時34分更新]

火災の豪華客船を引き渡し 三菱重工長崎造船所で



(8) 豪華客船が試運転 火災後復旧のプリンセス号【共同通信】


海上での試運転に向け出港する豪華客船
「サファイア・プリンセス」=23日午前、長崎


 三菱重工業長崎造船所(長崎市)で内装工事中に約4割を焼損、その後、復旧された世界最大級の豪華客船「サファイア・プリンセス」(旧ダイヤモンド・プリンセス、116、000トン)が23日朝、海上での試運転に向け長崎港の岸壁を離れた。長崎県香焼町の同社工場で点検した後、同日夕、五島列島沖での試運転に出発、29日に長崎港に戻る予定。
 朝もやの中、真っ白な船体はタグボートに導かれてゆっくりと動き始めた。見物人らは待ち構えていたように盛んにカメラのシャッターを切り、出発を見送った。
 同船は三菱重工が英国海運会社から受注した2隻のうちの1隻。2002年10月の火災当時は「ダイヤモンド・プリンセス」だったが、姉妹船「サファイア・プリンセス」と名前を交換した。5月末に海運会社に引き渡される。

[4月23日11時44分更新]

豪華客船が試運転 火災後復旧のプリンセス号

★ 参照資料:豪華客船が試運転 火災後復旧のプリンセス号【共同通信】姉妹船と名前を交換し、5月末に海運会社P&Oに引き渡し。
       Re:深海探査船の行方不明は日本の海底資源開発に対する妨害と関係する。



(9) 大火災後初めて優雅な姿 長崎港、純白の豪華客船【共同通信】

 大火災以来、初めて市民に優雅な姿を披露−−。三菱重工業長崎造船所(長崎市)で内装工事中、約4割を焼損した世界最大級の豪華客船「サファイア・プリンセス」(旧ダイヤモンド・プリンセス、116、000トン)の復旧作業が終わり17日、仕上げのため同県香焼町の同社工場から長崎港岸壁に移された。
 タグボートにえい航され、午後4時ごろ接岸。2002年10月の火災後、久しぶりに目にする純白の船体に、集まった市民らは「よくここまできれいになった」と声を上げ、盛んにカメラのシャッターを切っていた。
 三菱重工が受注した2隻のうちの1隻。火災当時は「ダイヤモンド・プリンセス」だったが、姉妹船と船名を交換した。5月末に英国海運会社に引き渡される。

[4月17日19時21分更新]

大火災後初めて優雅な姿 長崎港、純白の豪華客船

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