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(回答先: 関連投稿、他すごくつまらない独り言など 投稿者 ぷち熟女 日時 2004 年 5 月 23 日 00:24:36)
ぷち熟女さん、はじめまして。
ご意見に受け答えする文面ではないのですが、最近切羽詰まったものを感じるのでここに付けさせてください。
この人、天木氏は何がしたいのだろう。小泉を批判打倒し(なんだかわらないが)革命を目指すのであれば、既存の政党(たとえば、みどりの会議や共産党)を支援する方が手っ取り早いのではないだろうか。また、人の賛同を集める程度では票の実数にはつながらない。頭数を確実に揃えること、それを維持し統括していく組織を運営することは、並大抵な事では出来ない。しかし天木氏が、そのことを理解していないとも思えない・・・
かつて躍進した政党は、アンチ自民党という意味以外に、気楽に夢や希望を託されていたのではないか思う。現実だけをとらえるのが政治ではなく、たとえ簡単には実現不可能な事だとわかっていても、理想はあるし支持もしたい。それが人の普通な気持ちだと思う。時代は移ろって今そんな政党が無くなてしまった事が、低い投票率に現れているのではないだろうか。
今、夢や希望を託せると思える政党が出現すれば、ある程度の支持は集められると思う。しかしキャスティングボードを握れるほどになれるかは非常に疑問だ。実際に政治が変わった事を見せないと、政治に無関心になってしまった人はなかなか投票に来ないからだ。実戦ではどこかから支持をブン取る必要があり、具体的な政策、特に経済政策を示さないと、相手にされないだろう。
ほかに芽があるとすれば、現状の政治の裏、特に自民党がおかしな宗教団体に蹂躙されている現実を、白日の下に晒す事だと思う。公明党が、単に宗教団体とは呼べないカルトな側面を持つ団体の政党であることは、ずいぶん晒されるようにはなってきた。しかし、自民党に投票するフツウな人々は、自民党も宗教支配下、それも韓国起源のカルト集団などトンデモナイ団体に影響されているなどと想像すらしないだろう。そして、それらトンデモナイ団体はマスコミが迂闊に語れないほどの力になってしまっているので、事態はとても深刻だと思う。
田中真紀子氏がバックアップするのであれば、彼女は数少ない「汚染されていない(?)保守の人」であるのだから、ぜひこの暗黒を暴く協力をしてほしい。そうでないと日本は侵略ではなくて浸食により破滅してしまう。天本氏が望む平和を阻む根元こそ、そこにあるのではないか? 判りやすいが、単に小泉打倒では短絡的すぎる。暗黒に引き起こされている事態はややこしいが、仕掛けそのものは単純な構図であると思われるので、具体的に暴かれれば多くの人が納得団結するのではないだろうか。天木氏の飄々とした提言の裏に、コマゴマとした政策を示すのではなく大局を本気で換える、ということが敢えてある事を期待したいのだが。
田中真紀子氏が協力する事で心配なのが、中国に対する関係だ。少し前に右翼についてスパルタコスさんが嘆いていたが、左翼も同様で共産党などがまともな中国批評をしているとは思えない。深まる中国との現実関係に政治は置いてけぼりを食らっている。中国はどう見ても大国であり、両国民は永久的に隣人だ。好き嫌いは別にしても、上手なお付き合いは絶対に不可欠だ。否定でも盲従ではない対中態度と政策を示してほしい。
以上、天木氏の淡泊な提言から、自分の望む妄想をしてしまったが、実際には天木氏はどうしたいのだろう。キャスティングボードを握る事は効率が良いが、AもBも駄案の場合、意味を成さない。カビの生えたイデオロギー対立から抜け出て、グローバルな視点で問題を指摘できる政党が、必要な時期にあるのは確かだと思うのだが。
相当な攻撃も予想されるが、天木氏はもっとエゲツナイ提言をしていかないと、何も起きないのではないだろうか。提言すべてがキレイすぎるのだ。また、人の思いを結集するのに本を買う必要があるのであれば、ナメすぎだ。