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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040521i503.htm
【ワシントン=笹沢教一】頭部に謎の穴が開いた珍しい大型草食恐竜の新属新種化石が、米モンタナ州南部の約1億5000万年前(ジュラ紀後期)の地層から見つかった。
米ペンシルベニア大のチームがポーランドの専門誌の最新号に報告した。
化石は、頭部や尾、上腕、足の一部など全身にわたり、推定全長は約15メートル。長い首や尾を持つ竜脚類(カミナリ竜)の一種。鼻の穴以外に、機能の不明な穴が頭頂部に開いている。種(しゅ)より1段階上の「属」レベルで新しい恐竜と分かった。雷を意味する先住民の古い言葉にちなみ「スーワセア・エミリエアエ」と命名された。
南米やアフリカで、似た穴を持つ恐竜が知られているが、当時、北米と南米は離れ、南米はアフリカとつながっていた。今回の化石は、進化の道筋を解明するうえで重要な発見だという。
(2004/5/21/12:45 読売新聞 無断転載禁止)