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2004.05.18
Web posted at: 11:39 JST
- CNN/AP
スイス・ローザンヌ――国際オリンピック委員会(IOC)は17日、性別適合(性転換)手術を受けた選手に、今年8月のアテネ五輪から選手資格を与えると決定した。
IOCは選手資格を与える条件として、(1)性別適合手術が完了していること (2)選手の地元当局が、新しい性を法的に承認していること (3)ホルモン注射など術後治療を2年以上受けたと証明できること――を挙げている。選手が成人か未成年かの区別はしない。
性転換者の選手資格をめぐり、IOCは今年2月にも承認する予定だったが、委員の間に慎重論が多く、一時は見送った。
男性は一般的に女性に比べテストステロン(男性ホルモンの一種。筋肉をつくる働きなどをする)の量や筋肉量、肺活量が多いため、男性から女性に変わった選手は、他の女子選手より優位になるのではと懸念が指摘されていた。しかし医療関係者の多くは、性別適合手術と適切なホルモン治療を受ければ、男性ホルモンや筋肉の量などは減少すると指摘している。
性適合手術を受けた著名スポーツ選手としては、1970年代プロ女子テニスのレネー・リチャード(リチャード・ラスキン)選手、女子マウンテンバイクのミシェル・ダマレスク(マイケル・ダマレスク、カナダ)選手などがいる。また今年3月にはプロゴルフツアーに初めて、男性から女性となったミアン・バガー選手(37、豪)の出場が認められた。
IOCは1999年まで、選手の性別検査を行っていたが、2000年のシドニー五輪からは取りやめていた。
http://www.cnn.co.jp/sports/CNN200405180004.html