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(回答先: イラク人質事件と北朝鮮拉致とシベリア抑留の関連 投稿者 ゴジラズワイフ 日時 2004 年 5 月 11 日 18:56:29)
じゃあ、シベリア抑留者の方には、同時期に捨てられたままいまだに日本に帰れない(あるいは帰るチャンスを得ても日本語も満足に話せないままほっとかれる)残留孤児の方について発言してもらいましょう。ぜひ。(それとも、棄民は誘拐と違うから被害者の輪にはいれてもらう資格がありませんか?)
そして、残留孤児で少しでも日本語の話せる方には、「やつれてるようにみえないからたくさん食べて楽してたんじゃない?」みたいな他人の痛みに鈍感なパッシングはやめるよう発言してもらいましょう。
これで、被害者の輪完成。ぱちぱち。
……こんなのおかしいじゃないですか。
シベリア抑留者について発言なさりたいなら、他の被害者や関係者をおとしめながらではなく、真正面から政府と世間一般の責任を述べられればいいではありませんか。薄情なのは政府と我々世間一般の人間ということでしょう? もちろん被害者の方々もそこに含まれるかもしれませんが、一億人以上もいる日本人の中で、よりにもよって大変な事件の渦中にいる数十人の人間に責任を負わせる(発言をする)必要がどこにあるのですか。(人質になった方たちも、高遠さんの会見がすみ、世間がある程度忘れて落ち着くまで、「終わった」という気はしていないはずです。新事実があるならともかく、見た印象程度で自作自演をにおわすような無責任な輩がまだ世間に跋扈しているうちは、とてもとても……。)
> 「PTSD」なんて甘えるな ! マスコミも甘やかすな ! シベリア抑留者が帰国した
時には、そんな贅沢で悠長な言葉はなかったのである。
これは、よく知らないのでお教え願います。
シベリア抑留者が帰国なさったとき、自作自演じゃないかと疑われて隔離されて、警察に取り調べを受けたり、責任を問いつめようというマスコミや非難と悪口の書かれたプラカードをもった連中が退去しておしかけたり、「死ね」だの「自業自得」だのという手紙が山のように届いたり、そのような雰囲気の中で記者会見を求められたり……というようなことに類するような事実が何かあったのでしょうか。