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脳の神経細胞が音楽のリズムを刻むように活動する。米コロンビア大の池谷裕二研究員らが、その様子を初めてとらえた。研究チームは「特定の音列が繰り返す歌のようだ」と話している。
神経細胞はネットワークを作り、情報のやりとりを電気信号が担っている。電気信号を調べたところ、複数の神経細胞が順番に活動するパターンを持ち、パターンが繰り返し現れていることがわかった。それぞれのパターンの意味を探ることで、脳機能の解明が進むと期待される。
研究チームは、ネズミやネコの大脳の活動を、約1000個の神経細胞が含まれる1ミリ四方の範囲で記録。その結果、平均で約20個の神経細胞が数十秒にわたり、秩序だって活動するパターンを持っていた。
2分間で約50パターンを確認し、それぞれが繰り返されていた。神経細胞のうち3―9割の活動にこうした規則性があった。
それぞれのパターンは繰り返しごとに、順序を変えずに速さだけを変える場合があり、池谷氏は「速さの違いが、脳の感じる時間の速さに結びついている可能性がある」と話している。
[5月12日3時19分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040512-00000501-yom-soci