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イラクの日本人人質事件については、高遠氏を除いて皆、マスコミで語り、
当初からもっともらしく語り継がれてきた、「背後の大きな陰謀」。
1)2chではそもそも、何が起きても「ジサクジエーン!」と叫ぶ風潮があり
2)そこに「専門家」たちが、ビデオや声明文への疑問をなげかける
3)すると、「疑問」は細部にわたって際限なく増加する
4)「演出」、「日本人の声」が出るにいたって、2chの「ジサクジエーン!」熱狂が、
漢字で書く「自作自演説」に格上げされる
5)人質家族の「反省」と人質達の沈黙で、「自作自演説」とバッシングは最高潮に
6)安田、渡辺両氏の帰国と記者会見で、ファルージャのレジスタンスのイメージが浸透し、
「イラク人陰謀集団」のイメージが後退
7)今井、郡山両氏の記者会見で、「黙っていたのは犯人だったからだ」ということは消えた。
3人に対する反感「3ばか感情」は消えず。
8)同時に、「日本人の声」、3人の計画による自作自演説は後退。
これが、事件発生から連休半ばまでの経緯だが、自作自演説はなお新しい姿で生き残っている。
事件は3人の周囲に居た日本人の大人たちの陰謀で、3人はその手のひらに乗った、という説である。これは、事件が起きたときアンマンに渡った捜査員「赤軍ハンター」(警察庁TRT)と物語との結びつきを、失うまいという願望の現われとも見える。
この願望は消えない。当初の公安筋が流したリーク(一匹狼のフリーコメンテーターまでも流された強固なリーク)は、なぜか、「事態はリークのとおり進んでいる」とリークを受けた多くの者にいわしめたのである。その重大なリーク内容が何なのか未だに分からないので、なんともいえないが、本当に事実が情報どおりに進んだのか、それとも、情報操作が予定通り進んだのか、どちらだったのかを結論付けるには、まだ早い。
そんな状況の中で、捜査当局(公安)の描く物語を温存したいという努力が、2chの片隅で続行している。
2ch既婚女性板:【妄想】イラク人質事件情報スレ【真相】
http://human2.2ch.net/test/read.cgi/ms/1083649829/
自作自演大合唱の中で、「根拠」を提供したと自画自賛してきた連中の、納まりがつかないのである。3人のうちの誰か、もしくは、周辺の誰かが逮捕でもされないと。また、もう一つの可能性は、「疑うべきことは否定できないが立件できず」という公安の逃げ道を、2ch井戸端会議の形で用意しているものかもしれない。(公安なので、新聞など表向きの場では議論できないから)
なお、上記2chスレッドを読むさいに気をつけなければならないのは、
1)書き込みが正確であるかどうかは頓着していない
2)スレッド自体が、ネット上での反応をさぐる釣り機能をもっている
3)時差等の扱いがいいけげんです。これは、新聞社サイトも含めてネット全体がそうだからです。