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いわゆるエージェント系の愛国派はあちら側の人間なので、決して「北朝鮮」や中国の問題を地球全体を覆う資本主義の問題として捉えない。しかし、これでは、朝鮮・中国と言った木を見て世界資本主義という森を見ない愚なのである。書店に置かれている愛国主義の本のほとんどは世界資本主義の問題から目を逸らして中国・韓国の反日活動なる狭い領域にしか頭が回らぬように仕向けているのである。確かに反日は問題だろう。しかし、その根本原因は彼らが言うような朝鮮・中国の民族特性にあるのではない!
中国製品を買うべきではない。これを買う事は己だけでなく、中国の労働者を殺す事になる。中国共産党の政策の恐ろしさは表面的な反日政策にあるのではなく、その奴隷経済政策にある。この事を愛国右翼はロクに問題にせず、中国製品が世界経済を、日本経済のみならず、世界経済を破壊しつくそうしている事を不問にするのである。彼らは日本精神を語っても、世界経済を語ろうとせぬ。片目で世界を見ようとさせる。それではこけるのだ。反米か反中か。そんな問いは嘘だ。