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太陽系外惑星の10%以上には海がある、と見られることが東京工業大の井田茂・助教授の試算でわかった。地球以外にも生命が存在する可能性を強く示唆するデータで、9日から千葉市で開かれる地球惑星科学関連学会で発表される。
太陽系外の惑星は1995年以来、約120個が見つかっているが、これらはすべて、木星のようなガス惑星だ。地球と同じ岩石惑星は、ガス惑星より小さいため、今の地上望遠鏡の能力では発見できないのだと考えられている。
井田助教授は、恒星の質量や、恒星と惑星の距離の関係から、様々なタイプの惑星の比率を、大型コンピューターで計算。惑星の約半分は、岩石型だとの結果を得た。
さらに全惑星の10%以上は、地球の10分の1から10倍の質量を持ち、また恒星からの距離が地球と太陽の距離と同等であると分析。海を数十億年間維持できる温度、大気の条件にあてはまると結論づけた。
井田助教授は「今後打ち上げ予定の衛星望遠鏡で観測すれば、海の存在が確認できるのではないか」と期待している。
(2004/5/2/13:00 読売新聞 無断転載禁止)