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2004/04/30
イラクで武装グループに解放され、4月20日になってやっと自宅に戻った3人のうち、今井紀明さん、郡山総一郎さんが、4月30日東京で記者会見を行う予定だ。高遠菜穂子さんは病状がまだ回復しておらず、記者会見には加わらない方向。
会見に出席するテレビ局、新聞・雑誌に関わる記者の皆さんに、ぜひお願いがある。
いつも記者会見を見ていて思うことは、質問する方の顔が見えないことである。テレビを見ている人は、いつも質問を受ける側の顔だけを見せられている。カメラを向けられることのない記者の質問に「ずいぶん酷いことを言うな」と思っても、誰が発言しているのか分からない。決してフェアだとは言えない。
相手が政治家ならともかく、今回の2人はテレビカメラを向けられることに慣れてはいない。先日、家族に行なった会見時のような、虐めに等しい質問は遠慮すべきだと思う。
解放されてから、完全に心が癒えるまでの日数は経っていない。心理的に不安定なまま会見に臨むことを、ぜひ理解してあげてほしい。
ここに来て、5月に中東のテレビ局・アルジャジーラが東京支局を開設する。日本のメディアが、今回の3人のことを含め、イスラム諸国の事をどう捉え、日本国民にどう伝えているかが、つぶさに中東各国へ画面を通して流れることになる。
アメリカ、ヨーロッパ、アラブ、そして世界のほとんどといってもいい国々が、解放された3人に対し日本政府、メディア、国民が行ったバッシングに疑問を投げかけている。
今回予定されている記者会見で、日本人記者の「ペンの質と力量」が問われることになると思う。もうこれ以上、恥の上塗りだけはやめてほしい。
あくまでも、追求すべきことは「何が真実だったのか」であって、攻め立てることではないはずだ。
(岩崎信二)
http://www.janjan.jp/media/0404/0404273665/1.php
3人を出迎えたのは恐怖のメディア・スクラムだった [JANJAN]
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/140.html