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今週号の「週刊新潮5・6」P.28〜31の「「人質事件」で残された「最後の謎」」より:
特集記事でいちばん面白かったのは、冒頭に書かれている、
「 「勇気ある行動を誇りにすべきなのに、逆に彼らを罪人のごとく扱っている」。そんな欧米メディアの意見が出るや、一転して、再び同情論が沸き起こるのだから、よくよく日本はヘンな国だ。」
というものだった。
「週刊新潮」は、事件発生翌週の号で、札幌市営地下鉄の中吊りに“目隠し”させられるほど「人質及び人質家族叩き」にいそしみ、「彼らを罪人のごとく扱って」きた張本人である。
欧米メディアが、「勇気ある行動を誇りにすべきなのに、逆に彼らを罪人のごとく扱っている」と批判してきたのなら、「再び同情論が沸き起こるのだから、よくよく日本はヘンな国だ」と他人事のように感想を書くのではなく、これまでの主張を補強して反論するか、これまでの主張の誤りを説明するかしなければならないはずである。
今週号の内容は、欧米メディアに“恭順”の意を示したのか、みっともない風見鶏を決め込んだのか、「人質及び人質家族叩き」は影を潜め、“左翼過激派”支援者団体や日本“左翼過激派”犯行関与説に終始するという日和見に徹している。
日本人のどれだけが「週刊新潮」をはじめとする「人質及び人質家族叩き」に同調したかも、欧米メディアの「勇気ある行動を誇りにすべきなのに、逆に彼らを罪人のごとく扱っている」との批判に同調した“同情論”が沸き起こっているかもわからないことである。
仮に、「週刊新潮」が分析しているような世論の変移があったのなら、「週刊新潮」をはじめとして「人質及び人質家族叩き」に動いたメディアの論拠は脆弱なものでしかなく、欧米メディアの論拠のほうが確からしいものだったということになる。
テメェーのアホさ加減を棚に上げて、「よくよく日本はヘンな国だ」とはよく言うぜ!
「最後の謎」の内容は、
● 「「家族謝罪」の契機となった異様な「キャンドルデモ」」で、プロ活動家が支援に食い込んで“過激”なデモをしたため、一族に警察に務める郡山さんを皮切りに人質事件が政府に“恭順”の姿勢を見せるようになった。
● 「「東郷神社」にまで情報収集に走った「外務省」」で、政府に情報収集能力が皆無であるとし、日露戦争の英雄としてアラブ世界でも尊敬されている東郷平八郎提督を祀っている東郷神社のツテまで利用した。
● 他、「「田中真紀子」が予言していた人質の「無事解放」」で真紀子叩き、「捜査員が今も追い続ける「日本赤軍」の影」で左翼叩きというもの。