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アジア横断道路の協定調印 東京から欧州へ、総延長14万キロ
東京が起点の1つであるアジア横断道路網「アジアハイウエー」整備のための政府間協定が26日、中国上海市で開催中の国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)総会の場で、関係32カ国のうち23カ国により調印された。
これで日本から韓国、北朝鮮、中国、アフガニスタンなどアジア大陸を網の目のように走り、欧州に至る総延長約14万キロの道路網構想が本格的に動きだす。
アジアハイウエーは1959年に計画を採択。アジアと欧州を結び、人やモノの流れを促進する“現代のシルクロード”を目指して、ESCAPが推進してきた。
協定は関係各国に対し、該当路線を一定の設計基準に基づき整備することを要求。既存道路の利用が認められ、先進国を中心に大部分は完成しているが17%が未整備。
今後は、8カ国の批准で発効、未整備区間の整備が促進されるほか、合計55路線にアジアハイウエーの路線標識「AH」の設置が進む。
この日の調印式では、北朝鮮などが「国内手続きの遅れ」などを理由に調印しなかったが、これらの国も計画には原則的に合意している。
協定はインフラ整備促進が主眼で、国境通過手続きの簡素化など政治的な課題は残っている。
道路網のうち、東京が起点となる1号線は福岡を経て、フェリーで釜山に到着、その後、ソウル、平壌、北京、バンコク、ニューデリー、カブール、テヘラン、イスタンブールを経由、トルコ西部が終点となる。(共同)
(04/26 20:19)
http://www.sankei.co.jp/news/040426/kok122.htm