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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040425-00000201-yom-pol
在フランス日本大使館が2000年3月の1か月間に、外交機密費からワインやシャンパン代金、着任レセプション費用などで約990万円を支出していたことが24日、読売新聞社の情報公開請求で分かった。
このうち酒購入費は約849万5700円に上っており、平均すると1日当たり約27万4100円払ったことになる。
公開された文書によると、同大使館は「情報収集用公邸設宴」の名目で、ワイン代として計約784万4600円(当時の為替レートで換算)、日本酒代約2万9400円、シャンパン代約62万1700円を支出した。1999年12月に着任した当時の大使のレセプションを3月22日に行い、「関係工作費」「情報収集費」として計約139万2600円を支出した。
同大使館以外では、〈1〉在中国大使館が約382万2100円〈2〉在フィリピン大使館が約324万4300円〈3〉在ホノルル総領事館が約56万2700円――をそれぞれ酒購入費として支出していた。
外務省は「レセプションがあるとワイン代は、はね上がる。(年度末なので)3月以前の購入分も含まれる可能性があり、多額とは言えない」(会計課)と説明している。ワインの銘柄や本数は「外交儀礼上支障を引き起す可能性がある」(内閣府情報公開審査会)として非公開になっている。(読売新聞)
[4月25日3時3分更新]