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奈良県明日香村の酒船石遺跡で7世紀後半の石組み溝から出土した木簡2点が、現代のボーナスに当たる「季禄」を査定するための“考課表”だったことが22日、同村教育委員会の調査で分かった。
鑑定した奈良文化財研究所の市大樹研究員は「考課の基になる出勤日数を記録したとみられ、古代の出勤簿としては最古の例」と話している。
短い方の木簡は長さ8・7センチで、「□直若狭」(□は判読不能)という人名の下に2月、3月と書かれていた。それぞれ左側に出勤日数とみられる数字が書かれ、2月は13日、3月は23日出勤したらしい。
もう1点は長さ約30センチで「十一月十六日葛人十五」と記載。葛人という役人の11月前半の勤務日数とみられる。
701年の大宝律令(りつりょう)の規定では、季禄の考課は8月−翌年1月と2−7月の2回行われ、いずれも出勤日数120日以上の場合に布や絹織物などで支給。位階によって支給品も違っていた。(共同通信)
[4月22日14時44分更新]